第2回東京ドイツゲーム賞受賞『グラバー』5月5日発売

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ニューゲームズオーダーは5月5日、ゲームマーケット2018春にて、幕末の長崎を舞台にしたボードゲーム『グラバー(Glover)』を発売する。ゲームデザイン&イラスト・赤瀬よぐ、3~5人用、10歳以上、60分、4800円(税込)。
幕末の長崎で商人となって、互いに交渉しながら商品を集め、スコットランド出身の商人T.B.グラバーと様々な取り引きをするボードゲーム。2015年から2016年にわたって行われた第2回東京ドイツゲーム賞で大賞を受賞した。「歴史上の人物が織りなす展開はリズム抜群で心地よく、これはもう、全員絶賛でした(B2FGames吉田店長)」「バランス感覚、センスには驚かされるばかり(テンデイズゲームズ田中店長)」と高く評価された。
商品は自ら生産したものやグラバーの施設だけでは足りず、ほかのプレイヤーとの交渉から手に入れなければならない。しかしライバルたちが誠実であるとは限らない。商談が成立した後に公開される交渉カードによって、交渉内容を反故にされることも。しかしこれによって商人としての信頼度が上下し、グラバーとの取引に影響が出るので注意が必要だ。
デザイナーの赤瀬よぐ氏は当サイトで4コマ漫画『ボドゲde遊ぶよ!!』を連載中。まもなく発売される『グラバー』についてコメントを頂いた。赤瀬氏は自身のツイッターで紹介漫画を公開している。

グラバーは交渉メインのゲームと銘打ってますが、これは濃い心理戦や駆け引きのゲームではなく、ノリと勢いで商売をするゲームだと思っているので、気楽な感じでわいわい遊んでもらえたら嬉しいなと思っています。
海外で一度評価されて日本に入ってきたゲームと違って、こういった国産のユーロスタイルのオリジナルボードゲームを
商業ベースで開発して世に出すのは、すごくパワーを使いますね。しかしこの流れはこれからどんどん加速していくと思います。ボードゲーム後進国であった日本が海外と肩を並べる段階まで進んで日本発のボードゲームが世界で遊ばれるようになるといいなと期待していますし、『グラバー』がその一端を担えるような作品になれたらいいなとも思っています。

システマチックなドイツ・ユーロ系のボードゲームを好む愛好者にも、コミュニケーション重視のプレイを楽しみたい方にも、幅広い楽しみ方ができそうな作品。満を持しての登場だ。現在、ニューゲームズオーダーではゲームマーケット当日受取の予約受付をウェブサイトで行っている。5月5日10時から1時間、サイン会も行われる。
New Games Order:グラバー
ニューゲームズオーダー新製品「グラバー」ゲームマーケット会場受け取り予約受付フォーム
glover.jpg