盤上で物語を作る『フェアリータイル』日本語版、3月中旬発売

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fairytileJ.jpgホビージャパンは3月下旬、『フェアリータイル(Fairy Tile)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.ダンスタン&B・ギルバート、イラスト・M.コインブラ、2~4人用、8歳以上、30分、3600円(税別)。
『エリジウム』のデザイナーコンビが制作し、今年イエロ社(フランス)から発売される作品。イラストは『世界の七不思議』や『スモールワールド』のコインブラが手がけた。魔法の王国で、無鉄砲な王女、献身的な騎士、そして恐ろしいドラゴンの旅を手伝い、物語を紡いでいくタイル配置ゲーム。
プレイヤーは王国を表すタイル上のキャラクターフィギュア(王女、騎士、ドラゴンのいずれか)を、「騎士とドラゴンが山で出会う」などの自分の手札の条件を満たすように移動させて物語を作る。手番には、「キャラクターを移動する」、「王国にタイルを追加する」、「手札を交換する」のいずれかを行い、自分の手札の条件を満たしたら次のカードへ。自分の山札のカード全てのページを完成させればゲームの勝者になれる。
王国は六角形タイルで構成されており、騎士は2マス、王女は1マス(ただし城から城へワープできる)、ドラゴンは一直線に突き当りまでと、移動の仕方が異なる。タイルが追加されるたびに王国が広がっていく中で、これらのキャラクターを、条件に合う地形に移動させるのはたいへん。しかもキャラクターは全員共通で、自分の手番までに盤面が大きく変わることもある。
全部のカードを出せたら、完成させたページを番号順に並べ替え、カードの文章を順番に読むことで、1つの物語ができあがる。自分が盤上で作ってきた場面がひとつにつながる興奮が味わえる。3体の塗装済みキャラクターフィギュアと、ゲームごとに異なる物語も楽しいファンタジーゲームだ。
内容物:フィギュア3体(王女、騎士、ドラゴン)、土地タイル15枚、ページカード(63×88mm)36枚、魔法トークン4枚、早見表カード4枚、ルールブック1部

(写真は英語版)