ホビージャパンは11月2日、原始時代の狩猟をテーマにしたダイスゲーム『ダイスエイジ(Dice Age: The Hunt)』を発売した。ゲームデザイン・佐藤敏樹(さとーふぁみりあ)、アートワーク・長谷川登鯉、2~4人用、8歳以上、30分、3800円(税別)。
ゲームマーケット大賞で優秀作に選ばれている『8ビットモックアップ』のデザイナーとイラストレーターコンビによるオリジナル作品。ダイスを並べて獲物を狩る、原始の狩猟をテーマにしたダイスゲームだ。先月ドイツで行われたエッセン・シュピールでは大きなブースを構えて先行販売された。
各プレイヤーは原始人部族の頭領となり、部族の戦士を表す1つの大ダイス・4つの小ダイスを使って狩りをする。ゲームボードには、6枚の獲物カードがダイスの出目に対応した「狩場」に置かれており、狩場ごとに最も多くのダイスを置いたプレイヤーが獲物カードを獲得できる。
手番では、すべてのダイスを振り、少なくとも出目1つを選び、その出目のダイスを狩場に並べる。全てのプレイヤーが手持ちのダイスを狩場に置いてから、誰が獲得できるか決まる。
ラウンドごとに獲得できる「世代カード」で、ダイスを振り直したりするほか、小ダイスと大ダイスを交換し戦士を強くしたり、部族に新たな戦士を迎え入れたりすることもできる。ダイス運だけではなく、ダイスを置くタイミングや世代カードの選択に戦略性がある作品だ。
ホビージャパンのブログではデザイナーの佐藤氏がデザイナーズノートを寄稿 しているほか、全国のボードゲームカフェでの体験会も始まっており、ホビージャパンの力を入れようが伝わってくる。
内容物:ゲームボード、カード68枚、ダイス41個、ルールブック