宗教改革500周年ゲームコンテスト最優秀賞『ルターの宗教大改革』発売

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thereformers.jpgキリスト新聞社は宗教改革記念日の本日、聖書コレクションシリーズの新製品『ルターの宗教大改革』を発売する。ゲームデザイン・砂漠のキタキツネ、編集・中村誠、グラフィックデザイン・ワンドロー、1~4人用、10歳以上、60分、6000円(税別)。全国のキリスト教専門書店、アナログゲームショップのほか、ゲームマーケット2017秋にも出展される。プロモーションカード「免罪符」付き。
キリスト教出版界の老舗「キリスト新聞社」が行った「宗教改革500周年ゲームコンテスト」で最優秀賞受賞作。聖書コレクションシリーズとしては7作目となる。1517年10月31日、ドイツ・ヴィッテンベルクで、贖宥状(免罪符)の販売を批判する文書が発表され、それを発端として広がった「宗教改革」をテーマにした本格的なボードゲーム。
プレイヤーは4人の著名な宗教改革者の1人となり、ほかの宗教改革者と時に助け合い、時に邪魔し合いながら、「改革」を遂行する。「異端」との誹りを免れ、プロテスタント教会を打ち立てよう。プレイヤーが選べるのは、ルター、メランヒトン、ツヴィングリ、カルヴァンの実在した4人の「改革者」。贖宥状販売(1515年)からアウクスブルクの宗教和議(1555年)まで、歴史上の出来事も忠実にゲーム要素として織り込む。
ゲームデザインは『コマンドマガジン』『ウォーゲーム日本史』で多くの歴史ゲームを手がける砂漠のキタキツネ氏。ユーロゲーム的手法で歴史を再現する氏のゲームデザインは、今作でも存分に活かされている。監修には「宗教改革」の地チューリッヒで学んだ経験のある日本キリスト教会の若手牧師があたっており、カードのテキストなどに歴史が反映されている。グラフィックデザインは『ニューロストレガシー』『ローマの執政官』などを手がけてきたワンドローが担当した。
プレイヤーが行えるアクションは「祈る」「説教」「聖書翻訳」「書簡交換」「礼典改革」「公開討論」「出版・印刷」「結婚」などの計12種類。ゲームの勝利条件は、勝利点(VP)をより多く集めることだ、出版した出版物や、「改革」を成功させた都市同盟によって、10種類の結末に分岐する。歴史通りの結末になることもあれば、思わぬ展開になってしまうこともあるという、マルチエンディングゲームだ。
内容物:アクションボード12枚、プレイヤーボード4枚、カード類40枚、紙製マーカー・カウンター類112個、木製コマ類24個、取扱説明書1冊ほか(A5判変形箱入り)
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