アークライトは5月25日、ダイス目を記入して高得点を目指すダイスゲーム『クウィント(Qwinto)』日本語版を発売する。デザイン・U.ラップ&B.ラッハ、アートワーク・O.フロンデンライヒ、2~6人用、8歳以上、15分、1800円(税別)。
オリジナルは2015年にニュルンベルガーシュピールカルテン出版(ドイツ)から発売された。作者は『なんてったってホノルル』のデザイナーコンビ。2013年にドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『クウィックス』の後継に位置づけられ、2016年に同賞で推薦リストに選ばれている。
手番には3色のダイスから好きな個数だけ振り、その出目の合計をシートにあるマスに書きこんでいく。シートは3列あり、それぞれの列はどこから書き込んでいってもいいが昇順にしなければならず、同じ数字があってはならない。こうしてできるだけ多くのマスを埋め、得点を競うゲームだ。
得点計算は横の行と、縦の列の両方で行われ、それぞれ全てのマスが埋まっていれば得点が高い。どこにも書き込むことができなかった回数だけ失点となり、その合計を競う。
ほかのプレイヤーも同じ数字を書き込むことができるため、ダイス運だけではなく、確率計算に基づく数字の取捨選択も問われる。