アークライトは4月22日、W.クラマーのカードゲーム『ヴァンパイア・クイーン(Vampire Queen)』日本語版を発売する。3~12人用、8歳以上、30分、1800円(税別)。
オリジナルはシュミットシュピーレ社が2016年に発売したもの。『大きいAと小さいa(Das grosse und das kleine A、アミーゴ社・1996)』、『ロバはだーれ?(Who’s the Ass?、ファランクス社・2004)』、『ロバとウシ(Ochs & Esel、ペガサスシュピーレ社・2008)』と定期的にテーマを変えてリメイクされ続けてきたロングセラーだ。
プレイヤーはヴァンパイアの女王となり、ヴァンパイア・ハンターに狩られないように気をつけ、夜が明ける前に獲物を集めて帰ることを目指す。
ゴーアウト系のカードゲームで、スタートプレイヤーは同じ数字なら何枚でも出すことができ、あとの人は同じ枚数で数字を上回るなら出すことができる。1周して一番高い数字を出した人が次のスタートプレイヤーとなり、こうして誰かが手札をなくした時点で、残った手札が失点となる。
ヴァンパイア・ハンターカードは2枚あり、スタートプレイヤーのときだけ出すことができる。これが出ると全員強制的に1枚出して数字の大きかった人が引き取らなければならない。さらにジョーカーになるヴァンパイア・クイーンの使いどころも悩ましく、12人まで遊べて盛り上がる作品だ。
ヴァンパイア・クイーン(Vampire Queen / Kramer / Schmidt, 2016)
大富豪的にカードを出すが、全員がパスしたときにしか出せないヴァンパイアハンターが呪いのようにプレイヤー間を行き来する。ヴァンパイアハンターが出たら、一番数字の高いカードを出したプレイヤーが引き取らなければならない pic.twitter.com/TzBznx695z— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) July 26, 2022