ホビージャパンは2月下旬、人気ゲーマーズゲームをファミリー向けにアレンジした『アグリコラ:ファミリーバージョン(Agricola: Familienspiel)』日本語版を発売する。デザイン・U.ローゼンベルク、アートワーク・K.フランツ、1~4人用、8歳以上、45分、4500円(税別)。拡張セットではなく、単独でプレイできる。
17世紀ヨーロッパを舞台に、農業を営むゲームを手軽にプレイできるようにした作品。オリジナル版は昨年夏に発売された。
はじめは農場には部屋が2つしかない木造の小さな家に家族(農夫の夫婦)が2人住んでいる。資材を集めて家を建て、家族を増やし、畑を耕して収穫し、牧場を作って家畜を飼い、自分の農場を豊かにしよう。農場に家族が増えるほど、多くのアクションができるようになるが、収穫になると、家族に食料を供給しなければならない。
基本的なシステムは『アグリコラ』と同じワーカープレイスメント。ラウンドマーカーを使って、毎ラウンドアクションスペースが増えていく仕組みをとっている。また進歩カード・職業カード・プレイヤーボードがなく、畑・牧場・新しい部屋・「かまど」や「調理場」などの進歩タイルは、タイルとして最初の家からつないで配置していく。
最後はタイルや動物コマが1つ1点。プレイ時間だけでなく得点計算もシンプルになっており、普段ボードゲームを遊ばない人も楽しめるだろう。
内容物:ゲームボード1枚、追加ボード4枚、家族コマ20個、厩コマ10個、動物コマ46個、資源コマ95個、マーカー/タイル類 多数、ルールブック1部