ホビージャパンは1月中旬、エッセンの炭鉱を舞台にしたボードゲームのカードゲーム版『炭鉱讃歌:カードゲーム(Glück Auf: Das grosse Kartenspiel / Coal Baron: The Great Card Game)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・W.クラマー&M.キースリング、イラスト・D.ローハウゼン、2~4人用、10歳以上、50~80分、3800円(税別)。
エッガートシュピーレ(ドイツ)が今年の秋に発表した作品。『炭鉱讃歌(2013年)』のカードゲーム版で、大賞作家であるW,クラマーとM.キースリングのコンビがデザインした。原題に”grosse / great”(大)と付いているように、60~75分だったボードゲームよりもたっぷり遊べる作品だ。
19世紀末、ドイツ・ルール工業地帯の中心となったエッセンが舞台。トロッコを使って立坑から石炭を採掘し、貨物車に積み込み、貨物車に機関車を接続し、注文を受けることで石炭を輸送して勝利点を得る。労働者に仕事を割り当て、限られた荷積みエリアを最大限に生かそう。ゲーム終了時、最も有益な注文を履行し、実入りのいい株と目的を獲得したプレイヤーが勝者となる。
カードゲームながらワーカープレイスメントのシステムを継承。すでに選ばれたアクションを選ぶには労働者カードが多く必要となる。ほかのプレイヤーよりも先手を打つべきところを見極めていく戦略的カードゲームだ。
内容物:カード239枚、プレイヤーボード4枚、シフトトークン7枚、スコアパッド1冊、ルールブック