アークライトは10月15日、盗賊たちが盗んだお宝を争奪するダイスゲーム『盗賊市場(Thief’s Market)』日本語版を発売する。デザイン・D.チョーカー、イラスト・R.ランディ&A.P.マクアイヴァー、3~5人用、14歳以上、30~50分、2400円(税別)
TMG社(アメリカ)から今年8月のジェンコンで発表されたばかりの作品。盗賊たちがお頭の元に集まり、日々の「アガリ」を分配する。
毎ラウンド、ダイヤなどの出目がついた盗品ダイスを振り、そこから取って場に並んだ「市場」カードや「金貨」を獲得する。市場カードには出目を変えたり、追加でカードを取ったりできる特殊効果があり、これを使って最終的にお宝を集め、悪名ポイントを稼ぐ。カードが補充できなくなったとき、最終ボーナスを加え、悪名ポイントの最も高いプレイヤーが次のお頭になって勝利する。
カードは後から出るほど効果が強くなり、序盤から獲得していったカードとの組み合わせが勝敗の要。強力な分、獲得コストも上がるので、それに対応できるカードの取り方も求められる。賑やかなダイスロールの中に、したたかな戦略が求められるゲームだ。
内容物:親マーカー1個、金貨トークン33個、悪評トークン33個、盗品ダイス13個、早見表カード5枚、市場カード49枚