オランダゲーム賞(Nederlandse Spellenprijs)の審査委員会は、今年で16回目となるノミネート作品を発表した。エキスパート部門とファミリー部門の2部門で各3タイトルがノミネートされた。
大賞は昨年の3月から1年間にリリースされた新作。一般投票による選考を行わず、ノミネートから大賞まで一貫して審査員が決めている。審査員はボードゲームショップ店長、ボードゲームジャーナリスト、ボードゲーム関連団体のメンバーなど9名。大賞は6月に発表され、夏のボードゲーム祭で授賞式が行われる。
例年、オランダ国産品がほとんど入らない賞だが、今年はエキスパート部門に1タイトルだけ、『リールの召使』が入った。昨年はファミリー部門に『宝石の煌き』、エキスパート部門に『コンコルディア』が選ばれている。
【オランダゲーム賞2016ノミネート】
ファミリー部門
ノミネート:アドベンチャーランド(Abenteuerland / W.クラマー&M.キースリング / ハバ)
〃 :コードネーム(Codenames / V.フヴァチル / ホワイトゴブリン)
〃 :クアドロポリス(Quadropolis / F.ガンドン / デイズ・オブ・ワンダー)
エキスパート部門
ノミネート:アルケミスト(De Alchemist / M.コトリー / ザ・ゲームマスター)
〃 :リールの召使(Haspelknecht / T.スピッツァー / クワインドゲームズ)
〃 :マルコポーロの旅路(In de voetsporen van Marco Polo / D.タシーニ&S.ルチアーニ作/ 999ゲームズ)
・Nederlandse Spellenprijs:Verkiezing familie 2016
・Nederlandse Spellenprijs:Verkiezing expert 2016