13諸島の秘宝(Der Schatz der 13 Inseln)

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まだそんなに飛んでないよ
13諸島の秘宝
13の島を目隠しで回って宝を集めるキッズゲーム。2015年のすごろくやゲーム大賞に選ばれている。意外に広い盤面に、子供より大人の方が距離感覚がなくなって混乱する。
各自、カードに指示された宝を集めるのが目的。各島にはチップが3枚ずつあり、裏返しになっている。手番には、行きたい島を宣言し、お面で目隠しして自分のコマを指で押して進める。途中の穴に落ちたらダメージ。ダメージが蓄積すると、端の島に強制的に飛ばされてしまう。
島に着いたら(自分では分からないのでほかの人に教えてもらう)、そこにあるチップを1枚めくり、今集めている宝だったらゲットできる。2枚集まったら次のカードへ。こうして3回、カードに指示された2つの宝を揃えると、どの島に最後のお宝があるかが分かる仕組み。
今回3人プレイで、ほぼノーミスだったにも関わらず、めくり運が悪くて欲しい宝がほとんど取れないまま終わってしまった。指先の器用さよりも運の要素が大きいように感じられるが、ゲームの面白さは間違いなく、目隠しで進める距離感覚の狂いにある。
スタートしてわずか5cmで穴に落ちるとおかしい。しかし当の本人は真剣に分からない。ほかの人は、目的の島に入るまでは黙って見守っているばかり。その中コマを進める緊張感と、つまらない穴に落ちたときの笑いがこのゲームの醍醐味のようだ。
Der Schatz der 13 Inseln
M.トイブナー/ハバ(2015年)
2~4人用/6歳以上/20分
すごろくや:13諸島の秘宝

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