ニュルンベルク’15新作情報:アミーゴ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ニュルンベルク国際玩具見本市(Spielwarenmesse Nürnberg)は、毎年2月にドイツで開かれるおもちゃショーです。ボードゲームの分野では、大手出版社がファミリー向けの新作を発表します。今年は1月28日(水)から2月2日(火)まで、6日間にわたって開催されます。10月のエッセン・シュピールとは違って業者限定の催しで、一般の愛好者は入場できません。
当サイトでは、ここで発表される予定の新作を、出版社ごとに紹介します。邦題は直訳で、日本で発売されるときには別のタイトルになる可能性があります。
バブルボム(Bubble Bomb)
H.ケルマレック作、2~4人用、8歳以上、15分。
いち早くチップを揃えて爆弾を爆発させるゲーム。全員同時プレイで、手札と場札のチップをめくり、交換します。爆弾タイルで指示されたチップを揃えたら、「バン!」といって得点できます。爆弾タイルは、例えば「緑のチップ」や「+マークのチップ」というように種類が指示されており、どのチップを集めるか素早い判断が必要です。

はじめてのボーナンザ(Mein erstes Bohnanza)
H.キーファー、H.ジームセン、U.ローゼンベルク作、3~5人用、4歳以上、30分。
『ボーナンザ』を子どもや初心者が遊べるようにしました。植えて交換して収穫するという流れは同じですが、最初は4種類の豆だけでプレイします。収入額も枚数によって変わりません。手札は全て自分の前に公開してプレイします。慣れたら、豆の種類を追加できます。ルールを段階的に増やしていき、最終的には通常のルールで遊べます。通常のボーナンザの拡張セットとしてプレイすることもできます。

クアント(Quanto)
M.フィッツジェラルド作、2~6人用、8歳以上、20分。
2012年にUSゲームズから発売された『スループ(Sloop)』のドイツ語版。手札からカードを出して、同じ数字か、合計でその数字になるカードを得点にできます。あるいは、手札と場札を組み合わせてわきにとっておき、後で取ることもできます。カードの組み合わせによって高得点が期待できます。数字の低いカードにはほかのプレイヤーからカードを取る、カードを2枚出す、3枚引くといった特殊能力が付いています。

ナイトキャップ(Schlafmütze)
M.ヴァーグナー作、2~8人用、6歳以上、25分。
自分の山札からカードをめくって、中央かほかのプレイヤーの場札に出します。カードを出すときは昇順か降順になるようにして、置けるところがなければ自分の場札をほかの場札につけて、そこにめくったカードを置きます。間違って置いたり、置くところを見過ごした場合、それを指摘されると全員のカードを引き取らなければなりません。自分の山札を先になくしたプレイヤーの勝利です。

ソロミノ(SOLOmino)
W.レプシッツ、A.シュタインヴェンダー作、2~6人用、6歳以上、20分。
場札のカードにつながるように、手札からカードを出していきます。出せるのは同じ色か同じ数字のカードです。出せなければカードを引きます。カードの中にはアクションのできるものもあり、次のプレイヤーを飛ばしたり、プレイ順をリバースしたり、ほかのプレイヤーと手札を全交換したりでき、大逆転が狙えます。最初に手札をなくしたプレイヤーが勝ちです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


The reCAPTCHA verification period has expired. Please reload the page.