アークライトは19日、新たなゲーム賞「ゲームマーケット大賞」を立ち上げることを発表した。今後3回のゲームマーケットで販売・頒布された新作の中から、大賞が1点選ばれる。
制作者を支援すると共に、あまり遊んだことがない方に遊んでもらうことで、日本国内のアナログゲーム・シーンのさらなる活性化を目指すという。
選考過程はドイツのゲーム年度と同じく秋から春まで。ゲームマーケット秋、ゲームマーケット大阪、ゲームマーケット春で販売・頒布された作品が対象となる。一次審査として当サイトの「ゲームマーケット新作評価アンケート」を利用し、平均点と投票数のそれぞれ上位5作品(大阪は3作品)と、審査員の推薦作に絞り込む。この中から審査員とゲームマーケット事務局による二次審査、審査員による三次審査を経て、大賞と優秀作品を選出する。
大賞に選ばれると授賞式(ゲームマーケット秋で開催)に出席する交通費と、ゲームマーケットで1回、無料で企業ブースを利用できる副賞が贈られる。次点の優秀賞にも、授賞式への交通費と一般ブースを利用できる副賞がある。
審査員はゲームマーケット発起人の草場純氏、4Gamerの朱鷺田祐介氏、ミスボドの秋山真琴氏、当サイトの管理人小野卓也の4名。主催のアークライトは、自社の作品を選考対象から外し、受賞作品の版権の自由を保証するなど、公正な審査ができるよう配慮した。
愛好者の間では早速、さまざまな意見が上がり話題となっている。
・ゲームマーケット:ゲームマーケット大賞の創設について
・Twitter:ゲームマーケット大賞