IQテストで上位2%の成績優秀者のみが入会できる国際団体「メンサ」のドイツ支部は、5回目のドイツ・メンサ賞(MinD Spielepreis)を発表した。会員の投票の結果、『村の人生(Village)』が1位に選ばれた。
数多くのボードゲーム賞と違い、対象を過去5年間の新作にしているところがこの賞の特徴。運だけのゲーム、知識だけを問うゲーム、キッズゲームは除外される。会員が1人5タイトルまで推薦でき、推薦数の多かった上位5タイトルが12月の決選投票にかけられる。
決選投票では『村の人生』が13.1%で1位。2位以下は『カミサド(Kamisado)』『ブルッヘ』『ランカスター』『トリオビジョン(Triovision)』という順番となった。そのほかに、審査員推薦(Spieletipp)として『花火』も選ばれている。
授賞式は2014年2月22日、マールブルクで行われる予定。
『村の人生』は、村の中でさまざまな功績を残して死ぬボードゲーム。昨年のドイツゲーム賞に選ばれ、今年の夏に日本語版が拡張セットと共に発売されている。
・MinD-Spielepreis – Die ausgezeichneten Spiele 2014
・TGiW:村の人生