『トロワ』と『トゥルネー』で高いオリジナリティが評価されたベルギーの出版社です。4年目の出展となる今回は、昨年の作品の拡張と共に、ベルギーの首都をテーマにした作品を発表します。
★ブリュッセル1893年(Bruxelles 1893)
E.エスプルマン作、2~5人用、13歳以上、90分。
19世紀後半の建築家となって、アール・ヌーヴォーの建築物を競い合います。高級資材を獲得し、家を建て、パトロンを探し、芸術的な建築作品を作り、それを販売してお金や名声を得ます。しかしこういったアクションにはお金がかかります。無料でできるアクションには、低級資材の獲得、パトロンの活用、株取引などがありますが、ワーカーを失う可能性があります。全員がアクションの選択をパスしたらラウンド終了で、作品の展示を行って、名声ポイントやボーナスカードを得ます。4ラウンドでゲーム終了となり、最も得点の多い建築家が勝ちです。ワーカープレイスメントに、競りとエリアマジョリティの要素を加えたゲーマーズゲームです。
★ギンコポリス:専門家(Ginkgopolis: The Experts)
X.ジョルジュ作、2~5人用、13歳以上、60分。
昨年のエッセンで発売された都市開発ゲーム『ギンコポリス』の拡張セットです。ギンコポリスの開発が成功したことで、芸術家、エンジニア、銀行家、ジャーナリストなどの専門家が集まってきました。アイデアコンテストとキャンペーンによってインパクトのあるアヴァンギャルドな建物が生まれました。しかしこれらの建物はあまりに大きく、喚起をよくするために緑のスペースを設ける必要も出てきました。
21~23番の建物、名声を生む24番と25番の建物、専門家、イベント、緑のエリアという5つのモジュールが入っており、好きなものだけ加えて拡張することができます。