ドイツ年間ゲーム大賞選考委員会は10日、ハンブルクにてドイツ年間キッズゲーム大賞(Kinderspiel des Jahres)の発表と授賞式を行った。先月21日に発表されていた3タイトルから大賞に選ばれたのは『お姫様を助けるのは誰だ(Der verzauberte Turm)』だった。
魔法使い役が1人、残りは勇者となり、魔法使いが隠したカギを勇者が探すゲーム。カギのあるマスでは磁石でカギを取り出し、鍵穴に差し込む。鍵穴は6つ。当たればお姫様を助けることができるが、当たらなければ魔法使いが再び隠してしまう。
作者のブラント夫妻は昨年、『村の人生』でドイツ年間エキスパートゲーム賞を受賞。ドイツ年間キッズゲーム大賞では2011年に『モンスターがすむ家』でノミネートされている。
2010年から本賞と別日程で行われている授賞式は子供たちも多数参加して盛大に行われ、キッズゲームの好況ぶりを印象づけた。本賞とエキスパートゲーム賞の発表と授賞式は7月8日、ベルリンで行われる。
・Spiel des Jahres:”Schnappt Hubi!” ist das Kinderspiel des Jahres 2013
・メビウスゲームズ:お姫様を助けるのは誰だ
受賞したデザイナーのマルクス・ブラント氏とインカ・ブラント氏。©Spiel des Jahres e.V.