12月は大掃除の季節。気持ちよくお正月を迎えるためにボードゲーム棚を掃除しよう。重点目標はここ。
- 重なっていて見えない奥のゲームはないか?
- 箱やボードにカビが生えていないか?
- 重ねすぎで箱がつぶれていないか?
1.ゲームが増えてくると手前と奥に重ねてしまいがち。視界に入らないゲームは存在を忘れがちで、また遊ぼうと思っても出すのがたいへんになる。そこで棚から一旦全部ゲームを出して整理。「そういえばこんなゲームあったな・・・」と新しい発見ができるかもしれない。未プレイ品や、放出候補をまとめて1つのコーナーに収納するとよい。並べ替えると、また新鮮な気持ちで遊べるものだ。
2.冬でも結露などでカビは発生しやすい。箱やボードを光に当てて斜めから見たときに、光沢がない部分があったらそれはカビである。乾いた布かティッシュで丁寧に拭きとって、軽く日光に当てる。一般にカビ取りで有効とされる洗剤やエタノールは、色落ちする恐れがあるので使わないほうがよい。ましてやウェットティッシュなど水気のあるものはさらにカビを増やしかねないので使わないこと。カビ対策として、除湿機や除湿剤を導入しておく。
3.大きさの違う箱を重ねたり、物理的に重いゲームを上にしたりすると箱がつぶれやすい。上箱が大丈夫でも、下箱がつぶれていることもあるのでチェックしよう。つぶれている場合はこれ以上ダメージが大きくならないよう、大きさを揃えて重ねたり、重いゲームは下にしたりしておく。つぶれを直すのは難しいので、タイルを抜いた型紙を捨てずに入れておくといった予め対策をとっておくのがよい。
ほかにも棚の奥のホコリを取る、よく遊ぶカードをスリーブに入れる、小さいケースに移し替えて圧縮する、遊ばないボードゲームを放出するなど、さまざまなメンテナンスが考えられる。大切なボードゲーム、遊ぶ以外の部分にも手間をかけておけば、もっと気持ちよく遊べるだろう。