西部劇のようにカッコよく
ダイスで出た目の泥棒を投げ縄でつかまえ、手元に引っ張ってくるアクションゲーム。ボードゲームおっぱいでは酒に酔って盛り上がったようだが、シラフでも十分熱くなれた。
ダイスは2個で、コマの色・コマに描かれた泥棒の絵の色と対応している。ダイスを振ったら、対応する色の泥棒に縄を投げてひっかけ、手元まで引き寄せたら得点。2色とも合っていれば2点、1色だけなら1点。捕まえるべき泥棒はたくさんいるので、1人捕まえても安心せず、どんどん捕まえてこよう。
投げ縄は西部劇によく出てくるものだが、泥棒にひっかけるにはコツがいる。上からかぶせるようにするのではなく、サイドスロー気味に投げたほうがいいみたいだ。投げ方が悪くて出遅れてしまったが、後半は健闘できたと思う。だがそれ以上に調子を上げてきたtomokさんが、全員リーチという状態から頭ひとつ抜け出て優勝。
泥棒を捕まえるたびに歪む輪のかたちをいちいち手直したり、ほかの人が捕まえて引っ張り中の泥棒に縄をひっかけて転ばせたり(故意にすることは許されていないが、「誤って」引っかかるのである)、みんな童心に帰って熱中していた。
4歳の長男とも遊んだが、縄を持つ位置でハンデをつけると対等に遊ぶことができる。大人げなくなっている親の姿を見せるのも、ときには必要かも。
Larry Lasso
L.ボス/セレクタ玩具(2009年)
2〜4人用/5歳以上/15分