手札運も駆け引き次第
今年水曜日の会で再販したカードゲーム。ゲーム内容はこちら。黄色いキャラクターが印象的だが何という名前なのだろう?
ゴルトジーバー版よりも、全体的に明るいデザインになったが、最後まで残るか、途中で降りるかという選択にぎりぎりまで迷わされるスリルは健在。手札が悪くても、ほかの人の出し方をよく見て駆け引きを上手くすれば十分カバーできる。単に数字が大きい順に出していくゲームではない。
絶えず変わる戦況に、今降りるべきか、次を狙えるか、もう最後まで突っ走るか? それぞれの思惑が絡み合って、カードをめくったときの意外な展開が楽しい。このゲーム感覚は『ニムト』にも通じる。
時間は15分ほどの短時間で、考えるもよし、運と勘に任せるもよし、手軽に盛り上がれるカードゲームである。
… und Tschüss!
M.ウォレス/アトラゲームズ(2009)
4〜6人用、10歳以上、20〜40分