NPO法人ゆうもあは、ホームページにて2008年のゆうもあ賞を発表した。今回初めてとなる同賞に選ばれたのは『ブロックス3D』(ビバリー)。ほかに『カメのオリンピック』、『ネズミのメリーゴーランド』、『チーキーモンキー』がノミネートされている。
ゆうもあ賞は、新作ゲームの中から最もボードゲームの普及に貢献したと考えられるボードゲームを、ゆうもあ内の選考委員会で選ぶもの。ゲームの面白さだけでなく、ルールのシンプルでわかりやすいこと、同会が実施するイベントで遊ばれていること、国内流通が十分であることなどの条件が設けられている。
2月に発表され、『魔法にかかったみたい』が選ばれた日本ボードゲーム大賞は、会員・非会員を問わないボードゲーム愛好者一般の投票によって選出されるもので、ドイツゲーム賞のような位置づけになっている。今回制定されたゆうもあ賞はこれに対し、常日頃から子供や家族と接している専門のスタッフが選ぶ点でドイツ年間ゲーム大賞の位置づけに近い。
ノミネート作品ともども、お子さんのいる家庭ならぜひ試してみるとよいだろう。
・NPO法人世界のボードゲームを広める会ゆうもあ:日本ボードゲーム大賞2008ゆうもあ賞決定
・同:日本ボードゲーム大賞ゆうもあ賞とは
・ビバリー:ブロックス3D