6月19日から4日間にわたって、お台場の東京ビッグサイトにて東京おもちゃショー2008が開催された。最初の2日間は商談見本市、土日は一般公開日として多くの人々で賑わう。入場者数は昨年11万人を超えたビッグイベントである。
出展企業は120社ほどあるが、ボードゲームは少ない。最も注目されたのはビバリーが今秋発売予定の『ブロックス3D』だ。今年2月にニュルンベルク玩具見本市のレポートでお伝えしたとおり、ドイツ年間ゲーム大賞にもノミネートされたスイスのゲーム『ルミ(Rumis)』をリメイクしたもの。人気堅調の『ブロックス』に折り紙つきの新しい仲間が加わった。
ほかには河田が変形五目並べ『ペンタゴ』とスライド式四目並べ『SLIDE4』など、メガハウスがたれ落ちるスライムからウィルスを除去する『ビリビリかぜひきワンコ』などを展示していた。物販では増田屋の『大奥カードゲーム』、ハピネットの都道府県カードゲーム『カルタキュー』などが見られた。
今年から「日本おもちゃ大賞」が制定され、5部門で大賞5タイトル、優秀賞20タイトルが発表されたが、ボードゲームは入っていない。
・東京おもちゃショー2008公式サイト