ゲームマーケット2006

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来週の日曜日に迫ったゲームマーケット。日本の若きゲームデザイナーが発表する意欲的な新作を楽しみにしている人も多いだろう。いずれも数量は少なく、たいていは午前中、早ければ開場後数分で売り切れるので、手に入れたい方は予めチェックして買い逃さないようにしたい。

  • カルタゴの貿易商たち』(カワサキファクトリー)
    昨年の試作品無料配布から1年、テストプレイを重ねて発売されるカワサキ氏渾身の一作。2?4人用、45分、2,500円。地中海を舞台に、商品を仕入れて商船にタイミングよく売却することをめざす。海賊の番狂わせにも注意。
  • ロボトリー』(カワサキファクトリー)
    同じくカワサキ氏の初挑戦となる2人用アブストラクトゲーム。2人用、10分、1,500円。3体のロボットをエネルギーキューブで操って自分の陣地に誘導する。深い読みが必要ながらルールが分かりやすく、短時間で決着するように作ったとのこと。
  • マーケットトレンド』(Hammer Works)
    相場を読みながら宝石を売買してお金を儲けるカードゲーム。4?6人、1,000円、30部。カードドラフトを採用し、短時間で終わる経済ゲームを目指したとのこと。
  • ほんのきもちです』(Hammer Works)
    のし袋にお金を入れて渡しあう日本的なゲーム。昨秋のテーブルゲームフェスティバルで好評を博す。1,000円、70部。
  • 朝まで大統領選挙』(ボードゲームのおもちゃ箱)
    昨年発表され好評だった『朝まで総選挙』のアメリカ版。さとー氏作。民主党、共和党さながらにチーム戦で激突する。4人用、30分、1,500円、45部。おもちゃ箱ではこのほかにさとー氏のダイスゲーム『エルスミーアの期末試験』(3?4人、20?30分、2000円、25部)、murakami氏のボードゲーム『Sky Ocean Story』(4,000円)、ダイスゲーム『フェアリー・クロック』(1,000円)、昨年発売作のリメイク『エルスミーアの魔女・セカンドエディション』(10部)の販売が予定されている。
  • 百科審議官』(ボードゲームのおもちゃ箱)
    おもちゃ箱では初登場、千石一郎氏のデザイン。百科事典に載せる内容を吟味する百科審議官の試験で1番になることを目指す。3人用、20分、2,000?2,500円。
  • クォータークエイク』(エルバット)
    ダイスで指示された場所に建物を建て、収益を競うボードゲーム。街の4分の1を破壊してしまう大地震に要注意だ。2?4人用、10才以上、60?90分、4,980円。
  • 落水邸物語』(落水邸物語)
    昨年の第2回素人ボードゲーマーNo.1決定戦で発表された変則トリックテイキングゲーム。出す順番と使う順番が反対というシステムは、多くのゲーマーを唸らせた。4人、30分、1,500円、約45部。
  • 時代劇3600秒カラー版』(King’s Court)
    時代劇の主人公を集め、1時間という放映時間内に視聴率を稼ぐお笑いカードゲーム。隠れた人気を集めており、すでに第3版になる今回はカラー版で登場。1,500円。ほかに5つのゲームを集めた『ゲームパック“魔界サザエ・潜水議論ウォッチング”』(1,500円)、ダイスでヘンな料理を作る『料理チャンピオン』(1,000円)、ダイスバトルの『怪獣ファイト』(1,800円)と『ダイナゲイル』(1,000円)。少数出品。

そのほかに純新作ではないが復刊ドットコムが『榊涼介&林正之のマルチプレイ三昧』、ゲームリパブリックが『シャドウハンターズ』、ビバリーが『ブロックスデュオ』、遊宝洞が『幻影奇譚』を販売すると予想される。バネストも『ルッカチッタ』ほか、何か目玉作品を用意している様子。目が離せない。

追記:バネストの出展情報が発表された。『乗車券メルクリン』(6,000円)『ケイラス』(6,400円)『キャッシュ&ガンズ』(5,800円)ほか注目の新作がずらり。今回もここが一番の激戦区になるのだろうか?

去年の注目作

ゲームマーケット2006」に4件のコメント;

  1. 注目作ではないですが、たかのさんの所では例によって漫才本を出品いたします。以上宣伝でした。

  2. 情報をお寄せいただきありがとうございます。楽しみにしています。

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