ゲームデザイナーのA.R.ムーン氏は毎年恒例のイベント「友達を集めて(The Gathering of Friends 2004)」をオハイオ州コロンバスのホテルで開催しました。このイベントはムーン氏の知り合いのゲーム愛好者やメーカー関係者が集い、9日間連続で新作を中心に遊び続けるという祭典で、国内からだけではなくドイツからもたくさんの参加者が集まり、毎日夜遅くまで遊んでいました。
Brett’n BoardのM.スヴェロフ氏とGamefestのR.トーンキスト氏のレポートによると、ハンス社の新作サンクト・ペテルスブルクとDOW社の新作メモア’44が特に人気があったほか、試作段階で出展されたウィイングムーヴスのカリブ海(写真)、2Fシュピーレの電力会社のリメイク(写真)が注目されていた模様です。一方、アレア新作の五番街はやや期待外れだったよう。期待が高すぎるのかもしれません。カリブ海は移動させたい船を一斉公開で決めて交易するゲームで、夏ごろ発売予定とのこと。
メーカーの協賛を受けてたくさんの賞品(写真)が用意されました。また8日目には蚤の市(写真)も開催され、遊ぶ・買うの両方とも満たされたようです。(Gamefest)
【Brett’n Board M.スヴェロフ氏の評価】
サンクト・ペテルスブルク(Sankt Petersburg):9
ドス・リオス(Dos Rios):8、カリブ海(Karibik):8
メモア’44(Memoir’44):8、五番街(Fifth Avenue):7
インダス(Indus):7、オーバルトリック(!):7
Tahuantinsuyu:7
【Gamefest R.トーンキストの高評価ゲーム】
卵のダンス(Eiertanz) 電力会社(Power Grid)
ハンザ(Hansa)、乗車券(Ticket to Ride)
ドス・リオス(Dos Rios)、カリブ海(Karibik)
メモア’44(Memoir’44)