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2つの歯車でアクション選択『ウィンドミル・バレー』日本語版、8月8日発売

CMONジャパンは8月8日、『ウィンドミル・バレー(Windmill Valley)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:D.ガルシア、イラスト:P.コデソ&Z.ウムゲルター、1~4人用、14歳以上、45~90分、8800円(税込)。

19世紀のオランダで、チューリップ農園を発展させて成功を目指すエンジンビルドゲーム。ボード&ダイス社(ポーランド)から昨年発売され、エッセンのスカウトアクション(経験者・エキスパートゲーム部門)で3位、ゴールデンギーク賞の中量級部門にノミネートされた。デザイナーはスペイン人で、『バルセロナ』『アルボレア』『ダイトシ』などの作品がある。

手番には2つの歯車を組み合わせた水車のアクションホイールを回し、2つのアクションのいずれかを行う。回転スピードは水門の開閉によってコントロールし、強化アクションでホイールのアクションを強化できる。風車を建設し、市場や貿易で価値の高い球根を買い付け、チューリップの球根の畑に植え、助手によるアクション教化や契約を獲得する。

大きい歯車のアクションを行うとカレンダートラックが進み、誰かがゴールしたラウンドでゲーム終了。契約達成や風車・畑の状況によるボーナスを加えて勝利点で勝敗を決める。

風車の回転や色とりどりのチューリップをゲームに組み込んだテーマ性、プレイ時間を短めにするテンポの良いゲーム進行とエンジンビルドによる拡大再生産が楽しめる作品。ゲームごとに変わるセットアップで異なる展開が楽しめ、ソロプレイもできる。

CMONジャパン:ウィンドミル・バレー

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人生は足の引っ張りあい『すまいるライフ』日本語版、8月上旬発売

ホビージャパンは8月上旬、『すまいるライフ(Smile Life)』日本語版を発売する。ゲームデザイン&イラスト:A.セバ、2~6人用、12歳以上、20分、3960円(税込)。

最も多くの「スマイル」を集めて最高の人生を過ごすことを目指すカードゲームで、フランスのジャーナリストが2019年に自費出版した。

手番にはカードを1枚引き、手札の5枚と合わせ6枚の中から1枚を自分か他プレイヤーの前にプレイする。自分の前には「勉強」「仕事」「給料」「恋愛」「結婚」「家」など人生をより良い方に形成するものをプレイし、他のプレイヤーの前には「事故」「留年」「解雇」「テロ」「離婚」などのペナルティカードをプレイする。山札がなくなったらゲーム終了で、自分の前にあるスマイルが一番多いプレイヤーの勝利。

「燃え尽き症候群」は就職しているプレイヤーにのみ、子どもは結婚してからなど、人生のステージに応じてプレイ条件がある。200枚のカードの中には自分も含めて全ての子どもを失う「テロ」や、結婚してもデートできる「浮気」などブラックなものも。さまざまなドラマが生まれる人生模様に一喜一憂するカードゲームだ。

内容物:カード200枚、ルールブック1部、星の数ほどの生き方