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日経プラス1でボードゲームランキング(3)

8日の日本経済新聞「日経プラス1」の何でもランキングコーナーに、「思考力磨くボードゲーム」ランキングが掲載された。ボードゲームが取り上げられるのは2012年、2018年に続き6年ぶり3回目。コロナ禍を通じて種類が増え、人気が高まっているボードゲームを梅雨の季節に勧める。

選者は西岡壱誠(カルペディエム)、はとまめ(ぼくボド)、原井夏樹(ココナラ)、松永彩(ボドゲーマ)、松永直樹(ボードゲームソムリエ)、與那覇潤(評論家)、そして当サイト管理人の7名。「複数人用(3人以上)、30分以内、カードゲームを除く、税込5000円未満」という条件で候補作から投票した。

1位は『ディクシット』。2012年のランキングで「おとな向け」1位となった『ラミィキューブ』が6位にランクインしている。各ゲーム紹介では選者の短評が入っている他、記事の中では新型コロナ禍の巣ごもり需要で注目を集めたとし、企業でのチームビルディングなどの活用例も紹介。職場・家庭でのボードゲーム活用を勧める。

【NIKKEIプラス1 何でもランキング】
1位:ディクシット(ホビージャパン、4950円)
2位:ジャスト・ワン(アークライト、3850円)
3位:タギロン(JELLY JELLY GAMES、2420円)
4位:コードネーム(ホビージャパン、3300円)
5位:あいうえバトル(幻冬舎、2310円)
6位:ラミィキューブ(増田屋、4400円)
7位:ウボンゴ(ジーピー、4620円)
8位:ウミガメの島(メビウスゲームズ、2800円)
9位:ドメモ(クロノス、3080円)
10位:海底探険(オインクゲームズ、2970円)

過去記事
日経新聞にボードゲームランキング(2012年)
日経プラス1でボードゲームランキング再び(2018年)

Posted in 日本語版リリース

後からゴールしたい!『ドラダ』日本語版、6月末日発売

DoradajNew Games Orderは6月末日、『ドラダ(Dorada)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:R.ホフマン、イラスト:ママダユースケ、2~4人用、12歳以上、20分、2200円(税込)。

故ホフマン(『カフェインターナショナル』)がデザインし、オットーマイヤー出版(現ラベンスバーガー)から1988年に発売された作品。不二商/ツクダプリスクールが日本語版を制作し、『榊涼介&林正之のマルチプレイ三昧』で取り上げられるなど、日本では高い知名度を誇っていた。より遅くゴールに着くほど得点の高いレースゲーム。

各自4つのコマをもっており、手番にはダイスを振っていずれか1つを進める。コースの途中には落とし穴があり、そこに止まったコマはゲーム終了まで動けず、後から来るコマの踏み台となる。一気にゴールに進むワープマスも。

全員がゴールするか落とし穴に落ちたらゲーム終了で、最後にゴールしたコマが100点、その前が90点、80点……の合計して勝敗を決める。落とし穴にも落ちず、後からゴールするため、コマをスタックさせてできるだけ進まないようにするガマン比べ。新版は13㎝×18㎝サイズの小箱で価格も抑えられている。

New Games Order:ドラダ