Posted in フランス年間ゲーム大賞

フランス年間ゲーム大賞2004は「スカッド7」

仏 スカッド7AFPEJ(フランス・マルチプレイヤーゲーム普及促進連盟)は2日、フランス年間ゲーム大賞2004の大賞を発表しました。最終ノミネート7タイトルから大賞に選ばれたのは、異色のリアクションゲームスカッド7

 日本では未紹介ですがオランダのメーカー・ジャンボが発売し、フランス版も発売されている作品です。オーストリアゲーム大賞では友達と遊ぶゲーム部門でレーベンヘルツと共に入賞しています。

 作者はドラゴンデルタのロベルト・フラーガ。ジャンボ社のゲームであり、ノミネート入りしているマニキ(Maniki)も同じ子どもゲームとして評価を得ており、これを機会に昨年度発売されたジャンボ社のゲームが日本でも紹介されることが期待されます。(Jeu de l’anee

【フランス年間ゲーム大賞2004】

 スカッド・セブン(Squad Seven, R.Fraga, TF1 Games)

〈ゲームの概要〉

ゲームにはCDが付いており、ジャングルの音を流しながらプレイします。プレイヤーは付属のピストル(プラスチック製)を持って7人のチームで宝を求めてさまよいます。手番になったら山札からカードをめくり、出てきたカードによってリアクションをしなければなりません。宝カードなどの場合、ピストルで一番早く撃った人が手に入れます。別のカードを撃ってしまうとメンバーが1人死んでしまうので絵柄に注意しなければなりません。CDには夜の音と昼の音があり、それによってリアクションが異なる場合もあります。そのほか、テーブルを一周したり、カードを混ぜなおしたりといった指示もあります。CDが終わるまでの17分間に生き残りながらできるだけ宝を集めることを目指します。

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ドイツゲーム賞2003、20位まで

独 DSPドイツゲームサイトH@LL9000とmeOmeでは、先月発表されたドイツゲーム賞の次点と各点数を発表しました。投票は面白い順に5つ挙げることになっており、集計ではこれを上から5,4,3,2,1点として計算していきます。これによって1937票×15点で最大29,000点ほどあることになりますが、5つ全部挙げない投票が多いため、得点総計はこれを下回って9700点ほどになっています。各ゲームの得点と総得点にしめる割合は以下の通りです。

 昨年6割を計上したプエルトリコに比べて大ヒットがなく、順位間に大きなギャップがありません。また年間ゲーム大賞では最終ノミネート入りも果たしたドラゴン島や、アメリカで高い評価を得た蒸気の時代などが入賞圏外になった点もドイツ人ゲーマーの嗜好を見るうえで注目されます。(H@LL9000








〈ドイツゲーム賞2003の得点状況〉








1位 アメン・ラー 3007点・31%

2位 アルハンブラ 2524点・26%

3位 クランス 1938点・20%

4位 パリス 1447点・14%

5位 レーベンヘルツ 1313点・14%
6位 看板娘 941点・10%

7位 マレ・ノストルム 924点・10%

8位 ニューイングランド 821点・8%

9位 コロレット 821点・8%

10位 宝石商 764点・8%







〈ドイツゲーム賞2003次点ゲーム〉








11位 ドラゴン島 678点・7%

12位 ズーシム 668点・7%

13位 修道院殺人事件 585点・6%

14位 氷河期 570点・6%

15位 バルーンカップ 554点・6%
16位 蒸気の時代 484点・5%

17位 アドベンチャー人類 440点・5%

18位 汝は人狼なりや? 430点・3%

19位 マグナ・グレキア 418点・3%

20位 クイブル 363点・3%