1人用デッキビルド『ロビンソン漂流記』日本語版、11月3日発売
アークライトは11月3日、F.フリーゼによるソロプレイ専用デッキ構築ゲーム『ロビンソン漂流記(Robinson & Freitag )』日本語版を発売する。1人用、13歳以上、25分、2100円。
作品が全てFで始まることでも知られる奇才F.フリーゼが昨秋に発売した作品。冒険小説『ロビンソン・クルーソー』をテーマにした、ドイツゲームでは珍しいデッキ構築ゲームだ。すでに日本語ルール付きの輸入版が流通していたが、このたび満を持して日本語版が発売される。
孤島生活を謳歌していた島民フライデー。そこにあるとき、転覆した船と共にロビンソンが漂着した。早くロビンソンに島から出て行ってもらいたいフライデーは、ロビンソンが自力で島から出られるよう、ロビンソンを導いてゆく。彼の能力を表すデッキを鍛え上げ、最終的には海賊船を撃退することで船を奪い、ロビンソンが孤島を脱出できる。
1人用なので、空いた時間に手軽にプレイができ、ゲーム力を上げるのに最適。 難易度を上げることで過酷さを増すサバイバル生活は、熟練ゲーマーも唸らせるバランス設定に仕上がっている。
・アークライトゲームズ:ロビンソン漂流記
『ホビットの冒険 カードゲーム』日本語版、11月下旬発売
ホビージャパンは11月下旬、まもなく映画版も封切られるJ.R.R.トールキンのファンタジー小説『ホビットの冒険』をゲーム化した『ホビットの冒険 カードゲーム(The Hobbit Card Game)』日本語版を発売する。2〜5人用、10歳以上、20分、1470円。
『指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)』の前日譚となるホビットのビルボの冒険を描いた作品を、イギリスのゲームデザイナー、M.ウォレスがトリックテイキングゲームにした。ソフィスティケイティッドゲームズ社(イギリス)が制作し、ファンタジーフライト社(アメリカ)やコスモス社(ドイツ)などによる各国語版と同時発売となる。製造はドイツ。
プレイヤーはビルボやドワーフのトーリン、魔法使いのガンダルフなどの善の勢力と、邪悪な竜のスマウグやオークのボルグなどの悪の勢力に分かれて競う。一巡の勝負に勝利すると、それぞれのキャラクターの能力に従って獲得したカードを分配できる。的確なカードを分配することで、敵には損害を与えることができ、味方には助けとなる。どのカードをいつ使って、誰を勝たせて、どのカードを分配させたら有利になるのか、結果はやってみるまで分からない。
これだけの内容でプレイ時間はわずか20分。映画で興味を持った人に気軽に出せる小品の登場だ。