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『ラクラク大統領になる方法』日本語版、1月12日発売

ラクラク大統領になる方法アークライトは1月12日、ドイツの奇才ゲームデザイナー・F.フリーゼの最新作『ラクラク大統領になる方法(Fremde Federn)』を発売する。2~4人用、12歳以上、95分、4,410円。

『暗黒の金曜日』『ロビンソン漂流記』に続く「金曜日プロジェクト」の第3弾。1金になる父親の友人カード7枚と、勝利点になる影響力カード3枚からはじめ、毎ラウンド4枚ずつ引いてカードを出し、選挙員コマをアクションスペースに配置する。これによってカード購入資金を増やしたり、勝利点を得たりしていき、最後に影響力(勝利点)の最も大きいプレイヤーが大統領に選ばれる。

「借り物の羽根」という意味の原題が示す通り、『ドミニオン』のデッキ構築、『アグリコラ』のワーカープレイスメント、『スルー・ザ・エイジ』のカード選択という近年の流行システムをぶちこみ、絶妙に絡み合うゲームに仕上げた。日本にもファンの多いフリーゼ特有のウィットがいっぱい詰まった意欲作だ。

アークライトゲームズ:ラクラク大統領になる方法

ラクラク大統領になる方法(コンポーネント)

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『テーベ』日本語版、1月12日発売

テーベ日本語版アークライトは1月12日、ドイツの遺跡発掘ゲーム『テーベ(Jenseits von Thebe)』日本語版を発売する。2~4人用、10歳以上、60~90分、5,250円。

プレイヤーは考古学者となって名声や評判を競う。知識を習得し、ギリシャ、クレタ、エジプト、パレスチナ、メソポタミアの各地に赴いて遺跡を発掘、さらには展示会を開いたり、学会で発表したりしていく。

2004年に作者の個人メーカーで発売されたものを、クイーンゲームズ社(ドイツ)が2007年にリメイクし、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた。これまで輸入版が『テーベの東』という邦題でメビウスゲームズにて取り扱われていた。

袋からランダムに発掘品タイルを引き、当たりがどんどん少なくなっていく発掘と、ボード上のトラックで表される時間を、行動に応じて消費するシステムが斬新で、ボードゲーム歴を問わず楽しめる作品。日本ボードゲーム大賞ではフリーク部門と入門者部門の両方で上位に入っている。

アークライトゲームズ:テーベ
TGiW:テーベの東

テーベ日本語版(コンポーネント)