『ブルームーン:レジェンド』日本語版、4月下旬発売
ホビージャパンは4月下旬、対戦型カードゲームの名作『ライナー・クニツィアのブルームーン:レジェンド(Blue Moon Legends)』日本語版を発売する。2人用、14歳以上、30分、6,264円。
ライナー・クニツィアがコスモス社(ドイツ)からリリースしていた2人用対戦型カードゲームが、発売10周年を迎える今年甦る。ファンタジーフライト社(アメリカ)がシリーズ全て1つのパッケージにまとめて再編集した集大成版で、種族ごとに分かれた9つの構築済みデッキと、カスタムプレイ用の特殊カードが合わせて350枚入っている。
TCGにインスパイアされて制作されたものの、カードがランダムに入ったブースターパックではなく、構築済みのカードセットを順次発売するという販売方法により、TCGとして扱われなかった異色の作品である。
ブルームーンという星を舞台に、二人の後継者が種族を率いて争う。種族によって異なる戦闘能力を生かし、3匹のドラゴンを引き寄せ、聖なるクリスタルを再建するのはどちらの後継者か?
・ホビージャパン:ライナー・クニツィアのブルームーン:レジェンド
・play:game評価コメントリスト:ブルームーン
ブラフゲームの愉しみ(2)
実生活でタブーとなっている嘘を取り入れたボードゲーム・カードゲームは枚挙に暇がない。嘘をついて、相手を騙さないと勝てないゲームはタブー破りの開放感をもたらす。実生活も騙し合いだという気の休まらない生活をしている人を除き、非日常的な経験はストレス解消やリフレッシュになるだろう。
4年前のエイプリルフールに、「ブラフゲームの愉しみ」としてブラフゲームをいくつか紹介した。そのときに作ったアマゾンのリストマニアが、いくつか品切れしていたので更新した。新作や名作の復刻を追加し、管理人の独断でランキングしている。
・Amazon.co.jp:ベストブラフゲーム
アマゾン以外では、テンデイズゲームズが日本語版を出している『クー(Coup)』がオススメ。
さて、前回から大きく増えたのが人狼ゲームである。派生作品も含めて、別のリストを作った。解説本・小説・DVDもあるが、そのまま遊べるものに限定している。ロングセラーのあるブラフゲームよりも絶版になるのは早いかもしれないので、購入はお早めに。
・Amazon.co.jp:人狼を遊ぶ
先日レビューした新書『嘘の見抜き方』を読んだ後、人狼を遊んだが、「嘘反応」をけっこう発見できて面白かった。話のリズムが崩れたり、聞き返したりする嘘反応は顕著だった。こういう嘘反応をお互いに了解した上で遊ぶブラフゲームは、一段上の楽しみ方ができるかもしれない。