『チケット・トゥ・ライド・レガシー:西部開拓記』日本語版、11月上旬発売
ホビージャパンは11月上旬、『チケット・トゥ・ライド・レガシー:西部開拓記(Ticket to Ride Legacy: Legends of the West)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:A.R.ムーン、M.リーコック、R.ダヴィオー、イラスト:J.デルヴァル&C.ドージーン、2~5人用、10歳以上、20~90分×12回、17600円(税込)。
デイズ・オブ・ワンダー(フランス)の今秋の新作。ドイツ年間ゲーム大賞受賞作『チケット・トゥ・ライド:アメリカ』をベースにして、『パンデミック:レガシー』のダヴィオーとリーコックが加わり、ゲームごとにコンポーネントを改変するキャンペーンゲーム版になった。
19世紀後半、アメリカがにわかに景気づいている時代。増加する人口の需要を満たすため、新たな鉄道会社がしのぎを削っている。商人、役人、食品、商品を、ある場所から別の場所へと移動させなければならない。
あなたの新たな鉄道会社は、この注目すべき産業に参加する準備を整えている。購入したばかりの蒸気機関車の塗装は可能性と幸運に輝いており、この新たな急行網は状況を一変させるに違いない。あなたは満足して新聞を開き、西部からの重大ニュースを読み始めた……。
毎ゲーム、チケットの路線を完成させつつ、自らの鉄道会社の利益を上げていく。予期せぬ出来事を乗り越え、次のゲームにつながる技能を身につけ、資金豊富な競合他社に打ち勝とう。
ゲームの進行に応じて「フロンティアボックス」を開封。ゲームをプレイするたびにルールや内容物が追加・変更・確定され、自分たちだけの「西部開拓記」が紡がれる。キャンペーンの12ゲームが終わっても、そのままの状態でプレイし続けることができる。
内容物:フロンティアボード13枚、プラスチック製列車コマ280個、キャンペーンボックス1箱、列車カード84枚、チケット33枚、イベントカード7枚、新聞カード6枚、葉書77枚、ストーリーデッキ1組、会社ボックス5箱、フロンティアボックス8箱、車掌の道具箱1箱、ルールブック1冊ほか
(写真は英語版)
SdJノミネートのパーティーゲーム『トップテン』日本語版、10月27日発売
ピチカートデザインは10月27日、「JELLY JELLY GAMES」のレーベルで『トップテン(Top Ten)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:A.ピコレ、イラスト:L.ミショー、4~9人用、14歳以上、30分、3300円(税込)。
カクテルゲームズ(フランス)から2020年に発売された協力型パーティーゲーム。フランス年間ゲーム大賞、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた。
親がお題カードを選んで発表し、各プレイヤー(親も含む)はランダムに配られた1~10の数字カードに合わせて回答する。親はその回答を聞いて、数字カードを小さい順に指名し、外れたらペガサスチップがウンコチップになる。親を交代しながら規定ラウンドを行ってペガサスチップが残れば勝利。
ルールはほぼ『ito』(2019)ながら、「あなたの愛犬に名前をつけるとしたら?ありきたりなものから本当に怖いものまで」など、お題カードがフランス流のセンスになっており、また数字が10までしかないシンプルさと、親1人が他プレイヤーと相談しないで当てるという趣向が独特のプレイ感を生み出す。
内容物:カード135枚、チップ8枚、プレイマット1枚、ルールブック1冊
トップテン(Top Ten / Picolet / Cocktail Games+Jelly Jelly Games, 2020-23)
お題を配られた1~10で表現し昇順に当てる。当てる人が親1人なのと(自分の数字はわかる)、10までしかないことからitoより確度が高く(1と10は思いきり行ける)、お題のウィットとバラエティも素晴らしい pic.twitter.com/Qf5ITBHdqN— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) December 24, 2023