フランス年間ゲーム大賞受賞作『トリオ』日本語版、11月28日発売
Engamesは11月28日、『トリオ(Trio)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:宮野華也、イラスト:L.ミショー、3~6人用、8歳以上、15分、1980円。ゲームマーケット2024秋にて先行販売される。
手札と場札から同じ数字のカードを3枚集めるカードゲーム。Mob+がゲームマーケット2021秋に発表した『ナナ』を、カクテルゲームズ(フランス)がリメイクし、逆輸入で日本語版になった。フランス年間ゲーム大賞を受賞し、ドイツ年間ゲーム大賞推薦リストに選ばれている。
手番には、自分の手札か、他プレイヤーの手札か、場札から1枚ずつカードを出す。手札は昇順に並べられており、一番小さい数字か一番大きい数字しか出せない。場札は裏向きになっているところからめくる。こうして3回連続で同じ数字を出せればゲット。3セットか、足し引きして7になる2セットか、7の1セットをゲットすれば勝利となる。
どこにどの数字があるかを記憶していくゲームであるが、他プレイヤーの発言から推理し、読み合う楽しさもある。『ナナ』からの変更点としては、メキシコ「死者の日」をモチーフにしたイラストに変わったほか、勝利条件が難易度に応じて2つとなり、チーム戦の新ルールが加わっている。
早さと安さで先取り『ホットドッグ』日本語版、12月6日発売
リゴレは12月6日、『HOTDOG(ホットドッグ)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:W.クラマー&R.ウルリヒ、イラスト:長谷川登鯉、2~5人用、10歳以上、20分、1980円。ゲームマーケット2024秋にて先行販売される。
独年間大賞コンビがデザインし、アミーゴ社(ドイツ)から1996年に発売されたカードゲーム。3つのテーブルに一斉にホットドッグを出して販売する。
3つのテーブルのうちどれに、ホットドッグをいくつ出すかと、いくら値引きするかを決めてカードを一斉に出す。各テーブルではホットドッグが少ない順(同じ場合は安い順)で販売できる。
各テーブルにはホットドッグの注文数があり、数が少ないほど売れないリスクがあるが、みんながそう考えて数の多いテーブルに行けば裏をかくこともできる。注文数が揃ったテーブルは空になるが、揃わないと残りが次のラウンドに持ち越される。
誰かのホットドッグが全部なくなったらゲーム終了で、お金の多い人が勝ち。3択のどれにするか、何枚ならセーフかを見極めなければならない。売れるか、売れないか、毎回スリルが味わえる。
内容物:カード 112枚(57x89mm)、説明書(日・英)