投稿者: おの
カヴェルナ:洞窟の農夫たち(Caverna: Die Höhlenbauern)
箱庭の満足感 『アグリコラ』の後継作としてローゼンベルクが発表した新作。ボード、木のコマ、タイル、カードとコンポーネントがどっさりで、『アグリコラ』より厚い箱にぎゅうぎゅう詰めである。7人までプレイできるが、慣れないうちは待ち時間が長くなるので5人以下でのプレイが推奨されている。 今度の主人公はドワ…
『究極の人狼 異端審問』日本語版、2月8日発売
アークライトは2014年2月8日、人狼系ゲームの新作『究極の人狼 異端審問(Ultimate Werewolf: Inquisition)』日本語版を発売する。L.D.ホフマン作、3~12人用、8歳以上、30~60分、3150円。 とある村で起きている人狼被害を鎮圧するため、街から異端審問官が招かれ…
『オトナの人生ゲーム カード』発売
タカラトミーは本日、R15指定のカードゲーム『オトナの人生ゲーム カード』を発売した。五月女ケイ子イラスト、2~6人用、15歳以上、997円。カード108枚、ミニルーレット入り。 手札から自分の前に出し、波瀾万丈な人生を作っていくゲーム。カードの指示でルーレットを回してお金をもらい、就職、結婚、出産…
京都議定書(Kyoto)
周りを見て出す 10月にドイツで行われたシュピール’13会場で、日本語で話しかけてきたフィンランド人がいた。ロールD6ゲームズという出版社で働いているというその若者は、日本語を専攻していて、大東文化大学に留学していたという。その方の作品ではないが、”Kyoto”と…
『ブルーマックス』日本語版、1月中旬発売
ホビージャパンは1月中旬、1次世界大戦の空戦ゲームの古典をリメイクした『ブルーマックス』日本語版を発売する。P.ホール作、2~6人用、12歳以上、90分、6300円。 オリジナルはGDWゲームズ(アメリカ)が1983年に発売したもの(1995年に再版)。初版から30年の時を経て、ストラテリブリ社(イ…
おっぱい・おしり・サンシャイン(Titten Ärsche Sonnenschein)
ギャランドゥ! ドイツのボードゲームイベント「シュピール」には時折、こういった作品が見つかる。試遊卓で目に止まったこのカードゲーム、見かけによらずドイツ人が長考している。すぐさま売り場を探して買い求めたのは言うまでもない。日本に帰ってからしばらくすると、ゲームストア・バネストから翻訳依頼が届いた。さ…
豆の女王シシィ(Sissi!: Die Bohnenkaiserin)
価値が乱高下する女王 ドイツのボードゲームイベント「シュピール’13」で発売された『ボーナンザ』シリーズ新作。出版はルックアウトでもアミーゴでもなく、ウィーンのオーストリアボードゲーム博物館である。タイトルになっているシシィとは、オーストリア皇后エリーザベト(1837-1898)の愛称。…
ナイトフライトシュピーレ、サーバー復旧に1ヶ月
レアなボードゲームを専門に扱うネットショップ「ナイトフライトシュピーレ」は、サーバートラブルによりホームページが閲覧できない状態であることを発表した。復旧まで1ヶ月程度を要する予定で、その間は休業となる。 ナイトフライトシュピーレは2010年4月に開店したネットショップ。90年代を中心とする入手困難…
おおおおかみ!(Wooolf!)
皆一斉に分かる瞬間 今年ブームとなった『人狼』だが、手がかりがなくて誰に投票したらいいか分からないという方もいるようだ。公開されている手がかりがないことが、コミュニケーションゲームたる所以である。一方、手がかりがあれば推理ゲームとなるわけであって、そのひとつがこの『おおおおかみ!』である。今年のシュ…
『アイム・ザ・ボス!』日本語版発売
ニューゲームズオーダーは21日、シド・サクソンの交渉ゲーム『アイム・ザ・ボス!(I’m the Boss!)』日本語版を発売した。3~6人用、11歳以上、60分、4500円。 投資家のコネを駆使して商談をまとめるビジネスゲーム。ボードを回って、止まったマスの商談を行う。手持ちの投資家は自…