★イクアスの滝(Iquazu)
ゲームデザイン・M.フェルトケッター、イラスト・S.ベーム
2-4人用、10歳以上、50分。
岸壁に囲まれた滝で宝石を集めるゲーム。川が流れるにつれて状況はどんどん変わっていく。毎手番、4枚のカードを引くか、1色のカードを何枚かボード上で空いているスペースにある宝石に出す。一番左の列には1枚、次の列には2枚……というように出すことができる。最後のプレイヤーは水を一番左の列に加え、いっぱいになったらその列の宝石をいくつもっていたかによって得点し、横の列でも宝石が最も多ければボーナスとしてカードを引いたり、色を無視したり、ゲーム終了時に得点したり、もう1回手番をできるといった特典を受ける。
その後、滝が右にスライドし、一番左の列が消え一番右に新しい列が現れる。こうして最後の列がいっぱいになるまでプレイし、得点を競う。
★ブーム・バン・ゴールド(Boom, Bang, Gold)
ゲームデザイン・A.エメリ、イラスト・T.グルービング
2-4人用、7歳以上、20分。
古い街の小さな村でゴールドラッシュが起こった。腕利きの金鉱掘りが集まり、ダイナマイトを鉱山に放り投げて金塊を掘り出す。コウモリやヘビ、ネズミや幽霊に出くわさないよう気をつけ、そして決闘をくぐり抜けて金塊を集めよう。
テーブル中央にタイルを裏返して混ぜ、時計を1分にセットし、各プレイヤーはダイナマイトのスティックと、保安官と、宝箱をもってはじめる。全員同時にダイナマイトを投げ込み、片手で表になったタイルを取り除き、自分の保安官の上に置いていく。コウモリなどを取ったら「気をつけろ!」と掛け声をかけ、全員中断して手を頭にのせなければならない。アクションタイルを出してタイルをめくったり、ダイナマイトをさらに投入したり、ほかのプレイヤーと決闘したりして、12ラウンドで金塊を最もたくさん集めたら勝ちだ。
★コーネックス(CONEX)
ゲームデザイン・プロスペロ・ハル、イラスト・P.ペッツォルト
2-4人用、8歳以上、15-20分。
カードの端に同じ色のカードを重ねて得点するゲーム。配置する角度はカードによって異なり、カードの列は思わぬ方向に伸びていく。得点ボードの四隅にある「コーネックス・コーナー」に同じ色のカードをうまく接続できれば得点が入るので、鋭い目測でコーナーを目指そう。またカードによってダイスを振ったり、ボーナススターが手に入ったりする。プレイエリアは限られており、指定された部分以外は重なってはいけない。どこにカードを配置すれば、コーナーを目指せるか、手札と相談して考えよう。
★カルバ・カードゲーム(Karuba: Das Kartenspiel)
ゲームデザイン・R.ドーン、イラスト・C.シュテファン
2-6人用、8歳以上、10-15分
ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたタイル配置ゲームのカードゲーム版。手札からカードを2枚出して、神殿までの道をつないでいく。カードには番号がついており、番号が低いものは十字路だったり宝だったりと有用だが、合計が一番低いと1枚は捨てなければならない。道中に落ちている宝と、道をつなげた神殿の得点を競う。
★ダイスの王様(Würfelkönig)
ゲームデザイン・N.ニルソン、イラスト・G.バッツ
2-5人用、8歳以上、20-30分
ついに王様となったあなたに足りないものは、市民だった。国中にお触れを出し、ノーム、ドワーフ、オーク、妖精、魔法使いを集める。しかしほかの国でも王様たちが市民を集めている。ダイスのスキルと運で良い市民を獲得しよう。愚者とドラゴンに気をつけなければ国はめちゃめちゃになってしまうぞ。カードに描かれた条件をダイスで満たすことで市民が手に入る。特殊カードの効果で差をつけよう。