東京ビッグサイトにて5月5日に行われ、8,500名が参加したゲームマーケット2015春。国産ボードゲームの新作発表数は212タイトルにのぼりました。その中でどの作品が面白かったか、当サイト恒例の新作評価アンケートを約1ヶ月間にわたって実施しました。
各ゲームの5段階評価を、とても面白い=5~全く面白くない=1として数値化し、平均の高かった順に並べたものが以下のランキングです。右の数字は評価数を表しています。総投票(269票)の約1割にあたる27票以上を掲載しました。
評価平均で1位はたけのこ攻防の2人用陣取りゲーム『スチームウォーズ』。ヘックスのボードをロボットが移動し、歯車タイルを置いて陣地を広げていくゲームで、前回のゲームマーケットでの試作版から満を持して製品版になったものです。2位はOKAZU Brandの『ミネルウァ』。ギリシャを舞台に、縦横にタイルを並べて街を作るゲームで、評価数でも5位に入りました。3位の『ドラゴン』はHOY GAMESの作品で、ドラゴンを育てて戦わせるゲームです。
評価数最多はオインクゲームズの『ライツ』でした。規定投票に届かなかったものの評価が高かったのは『横暴編集長(プロディジ)』、『My Fair Princess(ManifestDestiny)』『パクパクパーク(カワサキファクトリー)』、『Quadra(吉々庵)』『ボードライナー(篠原遊戯重工)』などです。
アンケートに投票頂いた皆様、ご協力ありがとうございました。
【ゲームマーケット2015春新作評価(評価平均/評価数)】
1.スチームウォーズ(E15 たけのこ攻防) 4.15/34
2.ミネルウァ(Minerva)(B17 OKAZU brand) 4.11/54
3.ドラゴン(J06 HOY GAMES) 4.00/32
4.しまんちゅ(I10 イリクンデ) 3.92/53
5.ゲット☆スイートラブ(E07 しらたまゲームス) 3.90/39
6.Eight Epics(F15 カナイ製作所) 3.83/41
7.ゴー・ダッ・チーズ(B17 OKAZU brand) 3.82/44
8.ひとひら(G17-18 桜遊庵) 3.79/66
9.ピクテル(B19 ボドゲイム) 3.78/54
10.原始人の晩餐(B05 TAGAMIGAMES) 3.76/34
11.ワトソンの条件(D29 3D6) 3.73/40
12.マスターレス人狼(J35 TSUTTE!) 3.71/31
13.ポケット&ビスケット(J38 米光と優秀なゲームデザイナーズ) 3.67/39
14.神九(D05 緋色の兎亭) 3.67/36
15.きょうあくなまもの(C02 Studio GG) 3.67/27
16.じょだんじょ!(F25-26 MoBGAMES) 3.65/34
17.ブレーメンズ(G19-20 大気圏内ゲームズ) 3.58/73
18.ひらがなセンテンス(I06 YACO PRODUCTS) 3.56/39
19.酔いどれメデューサ(F17 こっち屋) 3.56/27
20.フラムルルイエ(A32 BakaFire Party) 3.33/45
【ゲームマーケット2015春新作評価(評価数)】
1.ライツ(A30 オインクゲームズ) 77
2.ブレーメンズ(G19-20 大気圏内ゲームズ) 73
3.ひとひら(G17-18 桜遊庵) 66
4.猛牛が倒せない(I05 こたつパーティー) 63
5.ミネルウァ(Minerva)(B17 OKAZU brand) 54
6.ピクテル(B19 ボドゲイム) 54
7.しまんちゅ(I10 イリクンデ) 53
8.猿道(A43 ワンドロー) 52
9.俺の街~Ore City~(H29 Wisteria) 50
10.フラムルルイエ(A32 BakaFire Party) 45
年齢:10代1%、20代33%、30代48%、40代16%、50代2%、60代0%
性別:男90%、女10%
居住地:北海道・東北3%、関東52%、都内22%、東海・近畿16%、信越・北陸2%、中国・四国3%、九州・沖縄2%
今回のゲームマーケットへの参加:参加82%、不参加18%
→過去のゲームマーケット新作評価アンケート結果:2005/2006/2007/2008/2009/2010/2011春/2011秋/2012春/2012秋/2013春/2013秋/2014大阪/2014春/2014秋/2015大阪