ホビージャパンは6月上旬、R.クニツィアの『サムライ・ボードゲーム』日本語版を発売する。2〜4人用、12歳以上、45分、4,410円。
サムライは、何世紀にもわたり、尽きることのない勇気、疑う余地のない忠誠心、そして和の象徴とされてきた。その名は、今日でもなお尊敬され、サムライの物語や伝説は人々の興味を駆り立てている。農民や僧侶や貴族たちは、サムライにとって重要な力の源となる階級であり、名誉と尊敬に値する。真のサムライになるためには、これら3つの階級の1つから支援を受けながらも、他の2つの階級とも強力な協力関係を結ばなければならない。
サムライの3つの力の源は、田畑と仏像と兜で表している。このゲームでは、この3つの力を、黒い彫刻されたコマで表現している。ゲームボードは島ごとに4枚に分けられ、それぞれを合わせることで日本列島を再現。ゲームで勝利するためには、その町や村に及ぼす力が1番になるように最も有利な位置に自分のトークンを配置して町や村を囲み、そこにある力の源となるコマを取っていかなければならない。(プレスリリースより)
1998年にハンス・イム・グリュック社(ドイツ)から発売され、『チグリス・ユーフラテス』『砂漠を越えて』と並んでクニツィア三大陣取りゲームに数えられる名作。すでに10カ国以上で発売されており、iPhone版もある。昨年の1月に発売された『サムライ・カードゲーム』はこの後継作にあたる。
「幸せなハンス」と書かれていた箱絵は「趣味日本」に。和風テイストのボックスアート、障子戸をモチーフにしたついたて、異国情緒ただよう日本地図ボードと、コンポーネントも魅力だ。