アークライトは4月5日、『レベル8(Level 8: Das Kartenspiel)』日本語版を発売する。ゲームデザイン不明、アートワーク:A.ヴァーグナー、2~6人用、8歳以上、45分、2000円(税別)。
オリジナルはピアトニク社(オーストリア)から2007年に発売された作品。2016年にラベンスバーガー社(ドイツ)が同じデザインで再版したものが日本語版となる。システム的には『フェイズ10』(1982年)を引き継いでいる。
手番には場札か山札からカードを1枚取り、手札とあわせて現在のレベルの役が揃っていたら出すことができる。レベル1は3連続のカード2組で、達成すると次のレベルになり、最終的にレベル8は同じ数字2枚、同じ数字3枚、同じ数字4枚をいう組み合わせを作らなければならない。
ポイントは役ができてからで、残りのカードをほかのプレイヤーの役に付け足し、手札を真っ先になくすことを目指す。誰かの手札がなくなったらラウンド終了で、手札を最初になくした人はレベルを2つ進めることができる。つまり各ラウンドで役ができて手札をなくした人は2レベル、役ができただけの人は1レベル、役ができなかった人は0レベル上がって次のラウンドを迎えることになる。
先に役を場に出してしまえば他のプレイヤーの思うツボ。先に手札をなくして上がられる可能性もある。レベル7で迎えたラウンドで上がるか、レベル8の役を完成させたプレイヤーが勝利。最後の逆転もある中、ギリギリの駆け引きでレベル8を目指そう。
内容物:ゲームカード98枚(数字カード90枚、スキップカード3枚、ワイルドカード5枚)、プレイヤーカード12枚(レベルカード6枚、表示カード6枚)、ルール説明書1冊(※カードサイズ:59×91mm)