ホビージャパンは11月下旬、『カヴェルナ:洞窟の農夫たち』を2人専用にした洞窟掘りゲーム『カヴェルナ:洞窟対決(Caverna: Höhle gegen Höhle)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・K.フランツ、1~2人用、12歳以上、20~40分、2800円(税別)。拡張セットではなく、単独でプレイできる。
『カヴェルナ:洞窟の農夫たち』の発売から4年後となる今年の春にルックアウトシュピーレ(ドイツ)から発売された作品。大きな洞窟のある山の前に立っているドワーフの夫婦たちが、山を掘り進め、部屋を作り、穀物・亜麻・資材を集める。貴金属を探し、ほかの一族が夢にも見ないような豊かさを手に入れるのがゲームの目的だ。
プレイヤーはそれぞれ自分のプレイヤーボードをもち、自分の敷地を発展させていく。ワーカープレイスメント風のシステムだがワーカーはなく、中央にあるアクションタイルを交互にとってアクションを行う。アクションタイルはラウンドごとに増えていき、できることも多くなっていく仕組みだ。
アクションには木材や石材などの物資を取る、物資を交換する、壁を作る/取り除く、洞窟を掘る、部屋を作るの5種類があり、部屋を作るとさまざまな効果が得られる。部屋を作る際、部屋によって壁の位置が指定されており、洞窟内でいくつかの部屋が両立するように考えるパズル要素もある。
内容物 アクションボード1枚、アクションタイル12枚、洞窟ボード2枚、部屋タイル24枚、品物マーカー12枚、追加の広間タイル1枚、壁チップ7枚、アクションマーカー4枚、スタートプレイヤーマーカー1枚、ルールブック1冊