ホビージャパンは、昨年の販売数ランキングを発表した。4年連続で『ドブル』が1位となったほか、2位『パンデミック』、3位『ドミニオン』まで昨年と同じ順位となった。
新作では『コードネーム』『パンデミック:クトゥルフの呼び声』『アグリコラ:リバイズドエディション』が10位以内にランクイン。また『花火』が圏外から10位にジャンプアップした。『コードネーム』が4位に入ったことについて、先陣を切って購入しているコアゲーマーの高評価が、どのゲームが面白いか分からない新規層の購入につながったとホビージャパンは分析している。
1位の『ドブル』と比較した販売個数のパーセンテージは、2位の『パンデミック』が昨年の40%から36%に低下。2位、3位、4位の販売点数を合計しても届かない状態で、『ドブル』がふだんボードゲームを遊ばない一般層に拡大していることを現している。
さらに今年初めて、タイトル別前年比が発表された。『ドブル』は138%、『パンデミック』126%、『ドミニオン』122%、『宝石の煌き』152%と定番がさらに売れており、愛好者の市場も拡大している様子だ。ホビージャパンは「こんなの絶対俺しか欲しがらないけど、ユーザーが増えたら俺みたいな趣味の人も比例して増えたので(当社が)冒険できたよ!」というのが理想であるとコメントする。市場の拡大が多様化を後押ししている模様だ。
・ホビージャパンゲームブログ:ホビージャパン扱いゲーム・2016年ランキング発表!