『ブラックストーリーズ』、角川から小説化

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カードゲーム『ブラックストーリーズ』を小説化した『ブラックミステリーズ 12の黒い謎をめぐる219の質問』が4月25日、角川書店より発売された。安田均監修、河野裕、友野詳、秋口ぎぐる、柘植めぐみ著、600円(税別)。
グループSNE/cosaicからすでにシリーズ4作品が日本語化されている『ブラックストーリーズ』。1人が謎の事件を伝え、その真相を質問で当てるパーティーゲームだ。今回の作品は「熱烈なキスを交わした結果、ふたりは二度と出会えなくなった」「のろまを見捨てたために、彼女の出費は倍増した」など、12の謎めいたユニークなシチュエーションが登場。ある館に呼ばれた運転手、投資家、詩人、船長という4人のゲストたちがお互いに出題しあって謎を解いていく。
12話はそれぞれ前半が質疑を行っている会話からなり、後半は真相究明で小説仕立てとなっている。ミステリ心をくすぐる仕掛けと、ユーモアが満載の作品で、登場人物のなりきって読み進められるだろう。『ブラックストーリーズ』ファンだけでなく、ショートショートやミステリが好きな方にも。
4人の著者が4人のゲストを担当し、実際にゲーム形式で遊んでから分担執筆しており、著者ごとのカラーの違いも楽しむことができる。
グループSNE:著者インタビュー

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