サンクトペテルブルク新版、クラウドファンディングで

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ハンス・イム・グリュック社は3月21日から、絶版となっているボードゲーム『サンクトペテルブルク(Sankt Petersburg)』のクラウドファンディングを開始した。目標額の2万ユーロ(約280万円)をわずか24時間で達成し、さらに資金を積み増している。〆切まであと35日。
『サンクトペテルブルク』は2004年に発売され、ゲーム愛好者に根強い人気を集め続けるカードゲーム。ロシアを舞台に、職人・建物・貴族のカードを集めて得点を競う。独特のカード購入システムが高く評価され、ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート、ドイツゲーム賞1位、国際ゲーマーズ賞大賞などに選ばれている。
今回の新版はイラストを一新するほか(有名デザイナー、イラストレーターの顔がコラージュされる)、5人まで遊べるようになり、追加フェイズのあるオプションルールも加えられる。
ハンス社初となるクラウドファンディングは、ドイツのボードゲームショップサイト「シュピールシュミーデ(Spieleschmiede)で行われている。出資者の顔写真をイラストレーターが描き起こし、箱絵などに入れるという限定特典を発表。250ユーロ(約35000円)で6枠(全て募集終了)用意したのが起爆剤となった。
出資は5ユーロ(約700円)から受け付けられており、35ユーロ(約5000円)以上(海外は送料別)でオリジナル拡張付きの製品が10月初旬に送られる予定となっている。40ユーロ以上の出資による特典は、特製ゲーム紙幣、ルールブックへの名前の記載など。
出資総額により、内容がグレードアップすることになっている。現在すでに得点マーカーとスタートプレイヤーマーカーが木製コマになる金額(2万2000ユーロ)になっており、さらに増えると助手コマの追加(2万5000ユーロ)、イベントカード(2万8000ユーロ)が加えられる。
出資の応募は下記リンクにて。
Spiele-Offensive:Sankt Petersburg

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