7ユーロの小箱で統一されたカードゲームメーカーは、今年もバラエティに富んだ作品を発表します。
★トゥレグ(Tuareg)
F.ベラルディ、2〜5人用、10歳以上、20〜45分。
イタリアのデザイナーの作品で、イタリアのメーカー、ストゥディオ・ジオーキ(studiogiochi)のライセンス商品。砂漠の遊牧民が、ラクダに水や金、岩塩、キビなどを積んでオアシスからオアシスへ移動します。ほかの遊牧民より価値の高い品物を運んでほうびをもらいます。
手番には4枚の手札から、荷物カードを自分のラクダに積みます。1頭のラクダには2種類の商品しか積めず、また水はほかと混ぜることはできません。特殊カードでロバに積んだり、ほかのラクダから盗んだりもできます。オアシスに着いたら、商品の種類ごとに品物の数が多かった人が得点します。
★コケコッコメー(Kikerikimäh!?)
H.ビュッケン、D.ハンネフォルト作、2〜6人用、6歳以上、15分。
チャレンジカードで「その動物の足を説明する」「その動物の歩き方を指で表現する」「その動物の食べ方をジェスチャーする」などの課題が与えられ、動物を当ててもらいます。当たれば、当てた人と共に手札をなくすことができ、手札を一番最初になくした人の勝ちです。
★空飛ぶじゅうたん(Fliegende Teppiche)
L.クチュケ作、2〜4人用、8歳以上、30分。
カードを実際に投げて目的地の上にたどり着くことを目指します。目的地カードが並べられ、順番にじゅうたんカードを投げ入れて、目的地カードの上に乗れば獲得できます。何枚か取られたら得点計算が起こり、目的地カードを多く獲得した人に得点が入ります。またゲーム終了時に獲得した目的地カードでボーナスがあります。失点になる目的地カードもあります。
★テントウムシ(Marienkäfer und so)
J.ミシェル作、2〜6人用、6歳以上、15分。
カードには3種類の昆虫がシルエットで描かれており、1匹に×印がついています。全員に1枚ずつ配られたカードの昆虫を探します。山札からめくって、×印の昆虫が前にめくられたことがあり、かつ残りの2匹のどちらかが自分が探しているカードだったら叩いて取ります。全員が山札をもって1枚ずつめくっていくバリアントルールもあります。
・Adlung-Spiele
・シュピール’11新作情報