レゴブロックで高い階段を建設『モンキーパレス』日本語版、12月下旬発売
ホビージャパンは12月下旬、『モンキーパレス』日本語版を発売する。ゲームデザイン:D.ゴードン&T.ミャン、2~4人用、10歳以上、45分、7700円(税込)。
レゴブロックでジャングルに宮殿を建設するボードゲーム。レゴグループとアスモデ(フランス)の共同制作で今秋発売された。
手番には手持ちのアーチ型・立方体・直方体のレゴブロックを地面から組み立てて、できるだけ長い階段を作る。階段の終点にはスタートの地形に一致する飾りを付け、使ったアーチの数によってサルカードを獲得する。サルカードは新しいレゴブロックとバナナポイントをもたらし、いずれかのレゴブロックがなくなったラウンドでバナナポイントで勝負する。
サルカードによるレゴブロック獲得は、1回限りのものと累積するものがあり、どんどん高く長い階段が作れるようになっていく。条件を満たすとサル、チョウチョ、カエルを置くことができ、ボーナスまたは失点が入る。
レゴブロックを立体的に組み立て、限られたブロックで高得点を狙うパズルが楽しめるファミリーゲームだ。
内容物:レゴ®プレート 1枚(32×32ポッチ)、レゴ®ブロック 231個、サルカード 67枚、ボーナスカード 14枚、表彰カード 3枚、プレイヤーボード 4つ、地面シート(両面印刷)2枚、ブロックトレイ 1つ、ルールブック 1部
ウォレスのローマ勢力争い『アエテルナ』日本語版、12月上旬発売
ホビージャパンは12月上旬、『アエテルナ(Aeterna)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:M.ウォレス、イラスト:A.ロカ&E.マヌカリ、2~4人用、14歳以上、プレイ人数×30分、7700円(税込)。
M.ウォレスのデザインでエルゴ・ルド社(イタリア)から発売される新作。公式には来年1月発売となっているが、前倒しして発売される。ローマの氏族(ゲンス)の一員として3つの時代(王国・共和国・帝国)にわたって「永遠の都(アエテルナ)」ローマの発展に尽力し、名声を競う。
ゲームは3ラウンド(時代)にわたって行われる。各ラウンドにはその時代の記念碑カード・属州カードを引いて同時ピックアップドラフトを行った後、手番順トラックに従ってカードのプレイ、有力者の獲得、建物の建設、七丘への市民配置を行う。先にパスをするほど高い名声点と、次のラウンドの早い手番順が得られる。
全員がパスしたら、七丘の支配による得点があるが、人口が多い丘では騒乱が起こり支配による名声点が下がってしまう。建物による得点や収入、市民の不安度によるペナルティ、市民への食料供給を行ってラウンド終了。3ラウンドで名声点の最も高いプレイヤーが勝者となる。
七丘は建物の建設によって発展し、支配による名声が上がる分、騒乱の危険も大きくなる。カードドラフトとカード効果の活用、リソースマネージメント、エリアマジョリティなど、ウォレス氏のデザインセンスが詰め込まれた新作だ。
内容物:市民駒 28個、マーカー 12個、邸宅ボード 4枚、石材駒 15個、金貨 36枚、小麦駒 36個、トークン 41枚、フェイズマーカー 1個、パスボード 1枚、ゲームボード 1枚、カードホルダー 2枚、建物駒 9個、カード 76枚(65×100mm)、ルールブック 1冊