山形自宅ゲーム会 08/08/17

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山形自宅ゲーム会 08/08/17

茨城から米出さん一家が遊びにいらっしゃって2泊3日。お子さんの光君が親譲り(あるいは教育の成果?)のゲーム好きで、お茶の後に、ご飯の準備の間に、寝る前に少しずつゲームを遊ぶ。このほか、ジェンガ、ペンダゴ、ベッポ、ミスターダイヤモンド、ブロクス、メイクンブレイク、カエルの飛び込み大会も遊んだ。2歳の長男も光君に触発されてゲームデビュー。親だけだとルールを守れないのが、お兄さんがいると違う。

アイスフローテーベの東

アイスフロー(Ice Flow / D.コンラード、J.ストリーツ / ルドラムゲームズ, 2008)

アイスフローシロクマが飛んでくる

ベーリング海峡に流れる流氷を渡ってアラスカからシベリアへ渡るゲーム。ルドラムはイギリスのメーカーである。
 手番はアクションポイント制で、流氷を移動して飛び乗り、向こう岸に渡っていく。アイテムには魚とロープがあり、流氷の上に落ちてあるので拾う。魚は流氷のない海を渡ったり(寒そう)、シロクマをどけたりするのに使う。ロープはギザギザの流氷(流氷には滑らかな面とギザギザの面がある。よくできているものだ)に飛び乗ったり、魚を釣ったりするのに使う。
 魚で追い払われたシロクマは、一直線上に次の流氷に上陸する。ここにいるイヌイットは魚を持っていないと、スタートに戻されてしまう。このシロクマの押し付け合いが可笑しい。
 流氷タイルは海流の上を流れている。陸の近くは流れが遅いが、海峡付近は流れが速く動かすとすぐ遠くに行ってしまう。この流れをうまく利用して、移動量を節約するのがポイントだ。限られたアクションポイントの中でやりくりするのはパズルの要素もある。
 流氷タイルには定員があり、何人か乗っているとその先に進めない。そのため後れを取るとなかなか進めないのだが、その分流氷タイルが直線状に並んでいくので後を追いかけるのがたやすい。今回、光君は途中でアイテムを切らして全く進めなくなってしまったが、いったん進み始めるととてもスムーズだった。
 私と米出さんがもつれている間に四つ柳さんがトントンと飛び込んできて勝利。

テーベの東(Jenseits von Theben / P.プリンツ / クイーンゲームズ, 2007)

ゲーム内容はこちら。ゲーム時間は2時間近くかかるが、ルールはシンプルで小学生でも十分楽しめる。
 今回は米出さんと光君が序盤から積極的に発掘に向かい、鬼引きでいいタイルをどんどん引いてしまった。私はコツコツ勉強していたが、焦って発掘現場へ急行。でも対照的な引きの悪さでまともなものが引けず、同じように引きが悪かった奥さんと同点最下位。豊富な遺跡を背景に、展示会もずいぶん行えた光君が1位。
 このゲームが結局引き運のゲームだというのは確かにその通りだが、それは勝敗に関してのことに過ぎない。勉強をやめて遺跡発掘に向かうタイミング、遺跡が枯渇し始めた頃再び勉強に戻るタイミングには戦略性や駆け引きがあり、発掘に費やす時間の決定にも戦略性(ほかの仕事とのバランス取り)と確率計算がある。結果として引きが悪くて勝てなくても、その過程でどれくらい考えられたか、どれくらい思い切りやれたかが楽しさのポイントだろう。前回遊んだときはテーマの勝利と捉えていたが、今回はシステムの完成度に感心した。

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