山形自宅ゲーム会 08/05/18

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山形自宅ゲーム会 08/05/18

ぽっかり空いた日曜日の午後。仙台でも庄内でもサークルが開かれていたが、あいにく車は家族が使っている。あれこれ考えた結果、近所の友人を集めてゲーム会を開くことにした。片っ端から携帯で電話をかけて2人が何とか都合を付けてくれて3人ゲーム会。普段遊ばない人なのでいきなり難しいボードゲームや未知のゲームは出せないが、そうでなくとも遊ぶゲームはごまんとある。楽しかったのでこれからこういうパターンも増やしていきたいと思う。

お先に失礼しまーすカラバンデことば博士ワードバスケットスタンダードヤッツィー穴掘りモグラホッサ!

お先に失礼しまーす(I’ll go first! / P.パリエール / メビウスゲームズ, 2008)

お先に失礼します仕事の合理化は難しい

仕事をまとめつつ押し付けあうゲーム。ドイツゲームの輸入を手がけるメビウスゲームズが、絶版ゲームを日本語版で出すのは『キュージェット』以来となる。元になったのは『皿洗いゲーム』というフランスのゲームで、国内流通がほとんどなく幻の名作とされていた。
 はじめに社長以下6人のタイルを1枚ずつ、裏向きに並べてスタート。自分の番には1枚を表にするか、表になったのをほかのタイルの上に重ねる。表にするとコピーとかパソコンとか、夜の残業がいろいろ描いてあるので同じ仕事をしているタイルか、同じ人物の上に重ねるというわけだ。ほかの人に押し付けよう。
 重ねられたタイルもさらに別のタイルの上へ。こうして仕事は誰かのところにひとまとめにしてたまっていく。どのタイルも重ねられなくなったとき、自分の前にタイルの少ない人が勝ち。
 「これをあっちに重ねたら、あれが今度はこっちに重ねられて……」先の先を読むゲームではあるが、勝ち筋が容易につかめないため先が読めれば勝てるというわけでもない。はじめに全部のタイルをめくってから重ね始めるか、めくるまえに重ね始めるかも、どちらがよいか分からない。でもいつの間にか自分の前に積み重なっているタイルの山。ゲームは3分くらいで終わるから、ついつい「もう1回!」と言いたくなってしまう。今日も8回ぐらい遊んだ。何か勝利の秘訣がつかめたと思ったらすりぬけていく。でも遊ぶにつれて少しずつ先が読めるようにはなってくる。そのあたりの戦略性と上達が絶妙である。タイルが厚くて大きく、扱いやすいのもよい。残業というテーマはさておき、子どもからお年寄りまで幅広く楽しめるゲームだろう。
TGW:『お先に失礼します』、メビウスから発売

カラバンデ(Carabande / J.d.ペール / ゴルトジーバー, 1996)

カラバンデ指は忘れてなかった

おはじきで3周するF1ゲーム。ゲーム内容はこちら。今年のゲームマーケットでは、ゆうもあがこのゲームで注目を集めていた(床に設営したので踏まれそうになっていたが)。
 自分のコマを2台ずつ持つので、うまくぶつけていけば先に進めるのが楽になる。今回は力の加減が絶妙で3周とも1、2位という好成績。
 こんな原初的なゲームに大人が童心に返って夢中になってしまうのは、コンポーネントが総木製でしっかりしているからだと思う。プラスチック製だったら、滑りはよくなるだろうけどここまで集中できない。さらには箱も黒が基調の落ち着いたデザインで引き込まれるものがある。その分値段は高くなってしまうが、長く遊んで元を取りたい。

ことば博士(Kotoba Hakase / 馬場雄二 / 学研, 2006)

ことば博士品格を疑われるような言葉は

短冊をめくりながら盤面に出ている文字で言葉をいち早く言うゲーム。ゲーム内容はこちら。途中ナ行やマ行ばかりでなかなか言葉が見つからない難しい場面がある。そこでうまく言えてテンポを作り出すことができるかが勝負と見た。
 大人で遊ぶときはやはり3文字以上のしばり。しりとりではないので「ん」で終わってもよいのは忘れてはいけないだろう。
 短冊1枚の差で負けてしまったが、落ち着いたいい勝負だった。子どもも楽しめるが、ぱっぱっと言葉が思い浮かばない人もいて得意不得意はあるかもしれない。
 あとゲーム中どうしても下品な言葉を言いたくなってしまうときがある。勝負を取るか品格を取るかで起こる小さな葛藤は、ゲームの後に振り返ってみると面白い。

ワードバスケット(Word Basket / 小林俊雄 / 永岡書店, 2002)

ワードバスケット品格を疑われるような言葉は(2)

言葉を言いながらカードをぽんぽんと出していくしりとりゲーム。バスケットに入っている文字から始まって、自分が出すカードで終わる言葉を言う。5枚以上・6枚以上・7枚以上のワイルドカード、さ行なら何でもOKのカードなど種々あり。こんなに素晴らしいゲームが絶版というのはつくづく残念だと思うが、大事に末永く遊んでいきたい。現在は画像データが公開されているので、印刷して厚紙に貼り、切り取れば遊ぶことができる。
 次々と言葉を畳み掛けて1位。上の『ことば博士』と同様、下品な言葉をどれくらい自主規制できるかがある意味勝負である。

JAGA:『ワードバスケット』ダウンロードページ

スタンダードヤッツィー(Standard Yatzee / 作者不明 / ハナヤマ, 2006)

ヤッツィー大きいダイスの迫力

5つのダイスを振って役を作るゲーム。ゲーム内容はこちら。ハナヤマのスタンダード版は、ダイスの大きさといい、裏にフェルトがはられたダイスカップといい、同じくフェルトが敷かれた、確定したダイスを置く場所もある専用台といい、スタンダードというよりデラックスだ。ダイスカップに入れて振るときの音、台に投げ出したときの音がどちらも小気味よい。
 今回はヤッツィーを2回出した私が勝利。ストレートが終わっているのにストレート目が続いたりするなど、もう終わった役が出るのが悔しくて面白い。よほど得点をシビアに計算しておかないとほかの人との絡みは直接ないが、一投一投に周囲もつい盛り上がってしまうのであった。

穴掘りモグラ(Die Maulwurf-Company / V.チャーベス、B.カエス / ラベンスバーガー, 1995)

穴掘りモグラボードを1枚ずつ取り除くと…

地底の置く深くに眠るゴールデンシャベルをめざしてモグラたちが数少ない穴の椅子取り競争を繰り広げるボードゲーム。ゲーム内容はこちら
 全部の穴が埋まると次のステージに進む。このときボードを持ち上げて「ジャジャジャーン!」穴に入っていたモグラはそのまま下のステージへ。入れなかったモグラは脱落。このボードを持ち上げる瞬間が心浮き立つ。
 カードは使いきりで補充なので、誰が何を持っていないかはまる分かりである。そこで競争率の高いモグラから優先的に入れるという戦術が求められるあたり、ギミックだけではない。
 1匹だけ最終ステージに残った私のモグラ。ちょうどそのときに残っていたカードでゴールデンシャベルに入ることができて勝利。

ホッサ!(Hossa! / A.マイヤー / ビーウィッチド・シュピーレ, 2000)

ホッサ!なつかし~!

親の指定したカードに書かれたキーワードが入った歌を歌えるかチャレンジする異色のゲーム。ゲーム内容はこちら。本当に歌うので顔見知りのほうが遊びやすい。酔っ払って遊んだらもっと楽しめるかもしれない。
 同世代でやれば懐かしいゲームがどんどん出てきて面白い。今回は『BELIEVEIN LOVE(リンドバーグ)』とか『グッドナイト・ベビー(ザ・キングトーンズ、古すぎ)』とか。
 ほかの人にもうまく歌を合わせることができて1位。

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