八郷自宅ゲーム会 06/05/19

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八郷自宅ゲーム会 06/05/19

同じ県内にお住まいの米出さん宅を訪問。車だと1時間30分ほどのところだが、今回はバスでひたち野うしく駅まで行き、常磐線で羽鳥駅。迎えにきていただいて車で20分。あわせて2時間ほど移動となった。隣接している市なのにどうしたことだろう。ゲームばかりでなく雑談などしながらのんびり過ごして、夕方また送っていただく。羽鳥駅からは常磐線で友部、水戸線で小山、宇都宮線で宇都宮、山形新幹線で赤湯、フラワー長井線で羽前成田で5時間。雲のごとく水のごとく。

第一次世界大戦ミス・モンスター

第一次世界大戦(Der Erste Weltkrieg / T.レイサー / ファランクスゲームズ, 2004)

第一次世界大戦パリ陥落……

1914年、ドイツ・オーストリアの同盟国はフランス・ロシア・イギリス・日本などの連合国と戦争を開始した。1915年にはイタリアが、1917年にはアメリカが連合国側に参戦し、世界を巻き込む戦争に拡大した。この第一次世界大戦のシミュレーションゲーム。フランス、東欧、イタリアの3つをまたにかけた戦いが繰り広げられる。

 ゲームのシステムはチットを裏向きにして配置し、戦争が起こるとそのめくって戦闘ポイントを公開、これにダイス目を足して勝敗を判定するというシミュレーションのオーソドックスなもの。戦略的な軍勢の振り分けと、熱いダイスロールの2つを繰り返して、相手方の都市をより多く陥落させることを狙う。
 ボードは西部戦線、東部戦線、南部戦線に分けられており、3つのマップででドイツ・オーストリア同盟国を連合国が取り囲むようにして戦っていく。ドイツ軍は西部と東部に戦力を振り分け、西部ではイギリス・フランス軍と、東部ではロシア軍と交戦する。3つのマップが同時進行し、あちら立てればこちら立たずになっていくのが悩ましい。

 米出さんの同盟国は早々とフランスに攻め入り、パリを陥落(史実ではマルヌの会戦でドイツ軍が敗北)。しかしその一方で東部戦線はロシアの弱小軍隊に連敗して異常ありまくりになり、西部戦線からの援軍を余儀なくされた(史実ではタンネンベルクの戦いでドイツ軍が勝利、ロシア領内に進撃する)。時間の都合でアメリカ軍が参戦する直前の1917年で途中終了。1918年までやれば2時間ほどになるだろう。年毎に史実どおりに違う数の新軍が投入されるので、展開は単調でない。
 典型的なシミュレーションゲームだから世界史的な知識がないといまいち入り込めないと思うが、3つのマップの同時進行というシステムは面白みがあった(シミュレーションゲームのことはよく知らないが、同時進行マップはこのゲームのオリジナルなのだろうか?)。

ミス・モンスター(Miss Monster / C.ベーリンガー&L.モーブラン / ハッチ&フレンズ, 2005)

ミスモンスター作っているときは必死

キャッシュ&ガンズ、クレオパトラと建築士たち、そしてこの作品。この頃にわかに注目を集め始めたフランス人デザイナー、モーブランの作品だ。きわめてシンプルながらも、これまでのゲームにありそうでなかった意外性は、フランス人のエスプリなのだろうか。同じくフランス人デザイナーのR.フラガと同じ匂いがする。

 粘土をこねってモンスターを作り、コンテストをするというこのゲーム。顔、体、手足、アクセサリーを指定する4枚のカードがはじめ配られ、砂時計を使って1枚1分で造形していく。1枚ずつめくって作っていくから、後から何が来るかは分からない。制限時間という焦りの中、行き当たりばったりで作られたモンスターたち。
 モンスターができあがったら、1匹ずつ公開して何のパーツが指定されているかを当ててもらう。当てる方は、一覧表を見ながらこれと思うパーツを言って、早い者勝ち。当ててもらえないとマイナスになるので、ここでは指示通り正確に表現できるかが問題となる。
 全員のクイズが終わったら、今度はコンテストだ。ほかの人のモンスターを見て、いいと思う順に投票する。最上位にはボーナス点。ここでは芸術ポイント、つまり指示されたパーツとは関係のないこだわり(特に顔は重要)や全体の均整が問題となるわけだ。正確に、そして美しく。これがミスコンテストの基本なのだろうか。

 粘土を日々こねている陶芸家の米出夫妻を前にしてずいぶん不利かと思ったが、別にモンスターの焼き物を作っているわけではないので善戦した。写真は奥様の作品。カタツムリの目、まだらの体、フックの手、そして指輪。指輪が特にたいへんそうだ。
 作品を作り終えて、みんなに披露するときの自慢と恥ずかしさの入り混じった何ともいえない気分、そしてへんてこりんなモンスターでわきおこる笑い。1ラウンド終わってできあがったモンスターを並べて眺めながらあーだこーだ批評するバカバカしさ。テンションが上がるとても楽しいゲームだった。ルールは簡潔で、子どもゲームとしても十分通用する。付属の粘土は石鹸では落ちないほど手がくさくなるが、これは市販のものに換えればよい。

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