京都帰りの白紙さんに銀座・博品館で先行発売されている「アップル・トゥ・アップル」を買ってきていただく。その受け渡しついでにほんのちょっとだけ1ゲーム。
カタンの開拓者カードゲーム・政治と陰謀(Politics & Intrigue / K.Teuber /Mayfair 2001)
拡張セットはアクションカードと都市カードがほとんどなので、序盤では使いづらい。しかも今回の拡張は「教会があれば有効」「市民会館があれば有効」など、赤に赤を重ねて使うカードが入っており、なかなか使うチャンスがない。
面白かったのは「教会領(Church Domain)」。相手が?を出すまでは毎回、追加で1資源をもらえるけれども、相手が?を出すと没収、その時点での鉱石と羊毛もなくなってしまうというリスキーなもの。それからイベントカードに入っている「物乞いをする修道僧(Begging Monk)」。風車を持っている方が資源を2つ取られる。そして「メトロポリス(Metropolis)」。教会か市民会館を持っていれば、都市の上に置くと置き場が4つから8つへ! しかも生産コストは0(メトロポリスの使い方を間違えていました。写真とは異なり都市の上に置くのが正解です。Thanks to ホリゴメさん)。アクションカードでは疫病から守ってくれる「医者(Doctor)」、金3で相手の騎士を寝返らせる「賄賂(Bribery)」が活躍しました。
騎士と風車のトークンは白紙さんがずっとキープしており、私は勝利ポイントのある建物でかせぐ作戦で白熱した戦い。ボード版とは違うミクロな視点(都市の中がどうなっているのかとか、騎士には誰が雇われているのかなど)が想像力をかきたてます。プエルトリコカードゲーム「サン・フアン」はこうはならないだろうなあ…。