自宅ゲーム会011029

自宅ゲーム会01/10/29

お仕事でいらっしゃったYさんがお帰り前に1ゲーム.3日おき3回目のゲーム会になりました.

カフナバベルティカル

カフナ(Kahuna / G.Cornett / Kosmos)

 Kさんが帰るまでコスモスの2人ゲームシリーズで過ごしました.ひとつめは今年のエッセンで「カナロア」が注目されるギュンター・コルネットの「カフナ」.島により多くの杖をかけて影響力を競うゲーム.引いてくるカードの枚数が少なく,運の要素が低めの戦略ゲームです.きれいなコンポーネントですが,中身はアブストラクトに近い張り詰めた内容です.手番には何枚でもプレイできます.しないという選択肢もあります.そして1枚補充.手持ちは5枚までです.相手の攻撃に耐えて耐えて,一気にたたみかけるか,少しずつじわじわと攻めていくか,考えさせるゲームです.一気にせめて相手の勢力を奪う楽しさが醍醐味です.
 そういうわけで初心者と経験者の差が出やすいのですが,Yさんの飲み込みは早く,何度かやったことがあったのにかなり苦戦を強いられました.1ラウンドはYさん,2ラウンドは私がとり,最終ラウンドへ.最終ラウンドは僅差でしたが私が手札のだし時を読み違えてYさんの勝利.手札をどこまでためられるかがポイントです.
「結構重めの2人ゲーです。カードで運の要素を付加しているものの、カウントしやすいしアブストラクト色が強いです。カミサンと2人では厳しそうなので、買いではありませんが、気に入りました。同じようなシステムで4人ゲーという「カナロア」が楽しみです。(入るかどうかわかりませんが・・・)」

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バベル(Babel)

 前回に続いて第3戦.前回の反省から,低く広く建設していったのですが,Yさんが一気に6段まで建設してそのまま逃げ切り.今回は民族が2枚どまりでなかなか特殊能力を使えませんでした.低く広くか,高く一気にかは,手札と場の札を見切って臨機応変に決めるべきですね.奥深さを感じました.
「今回はついていたので勝ちました。Oさんの広く浅く作戦は怖いです。3階づつ全体に建てれば15点ですから意外に気づかずやられそうです。ただ、1~3がタイミングよくでないとダメという欠点もありますな。」

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ティカル(Tikal / W.Kramer & M.Kiesling/ Ravensburger)

 グァテマラの奥地にある秘境を探検するゲーム.1999年にドイツゲーム大賞とドイツゲーム賞1位を同時受賞した傑作ゲームです.手番にはまずタイルを引いて好きなところに配置した後,10アクションポイントを使って探検隊員を移動し神殿を掘ったり財宝を発掘したりします.奥地になると隊員が行きにくくなるので,途中でベースキャンプを作りそこから隊員を派遣します.ゲーム中に4回ある決算でそれぞれ神殿や財宝の点数を加算し,最高得点の人が勝ちです.クラマーのアクションポイント分配システムはこのゲームですっかりお馴染みになりましたが,コンポーネントも心浮き立つ美しさです.
 「ベースキャンプは隊員がいないマスにも建設できる」というルールを知らず,隊員がいないと建設できないことにしていました.これもリアルでなかなかいいルールだと思いますが,いったんいい場所を取り損なうと立ち直れません.YさんはKさんとの戦いに敗れ没落.マイ神殿をおさえた私とKさんとの勝負は,神殿をせっせと掘って隊員で確保したKさんの勝利.「このマンション,買う」と言ったのには笑いました.早うちでもそれなりに考える時間が必要なので,4人だとだれる可能性があり,3人プレイがおすすめ.
「ずっとやりたかったのを念願のプレイ。いい所ありませんでした。しかし2時間ぐらいかかったのにあまり時間を感じなかったのでよいゲームといえます。そんなゲームの割にインストは簡単だし。ただ、考える要素は多いので、メンツによっては疲れるかも。」


・・・Yさんによるコメントです。

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