キノコたちの生存競争『マイセリア』日本語版、9月中旬発売
CMONジャパンは9月中旬、『マイセリア(Mycelia)』日本語版を発売する。ゲームデザイン&イラスト:J.J.ネヴィル、1~4人用、10歳以上、40~90分、7700円(税込)。
スプリットストーンゲームズ(イギリス)がキックスターターを経て今年発表するデビュー作品で、さまざまなキノコが特殊能力を駆使し、生育場所と資源をめぐって競争を繰り広げる。ラベンスバーガーの同タイトル作品があるので注意。
手番には、親キノコの移動、ボードの拡張、キノコカードの配置、胞子の拡散、腐敗アクション、キノコカードの補充という6つのアクションから2つを行う。キノコカードを配置するには栄養素と菌糸ネットワークが必要で、ゲームボード上の位置取りが重要となる。他プレイヤーの胞子を奪ったり、菌糸ネットワークを妨害したりするより攻撃的なプレイを選ぶか、自分のエリアや胞子を守るためにより防御的なプレイを選ぶかはプレイヤー次第。
ゲームボードは三角形のタイルで構成されており、それぞれのタイルはキノコの成長に必要な異なる環境や栄養素を表す。ボードを拡張して、自分に有利な環境を作ることもできる。各プレイヤーにはキノコカードを配置する5つのスロットがあり、誰かがすべてのスロットでキノコを腐敗させたらゲーム終了。勝利点で勝敗を決める。
難易度を調整できるオートマはソロプレイだけでなく、2~3人プレイ時にも導入可能。登場する69種類のキノコは美しく正確な植物画スタイルで描かれており、「楽しい菌類の知識」も付属する。
内容物:ルールブック1冊、キノコカード 69枚※、三角タイル 50枚、親キノコトークン 4個、キノコトークン 20個、胞子トークン 120個、プレイヤーマット 20枚、胞子カウンター 20個、昆虫トークン 20個、風向きダイス 1個、ゲーム終了トークン 1枚、プレイヤー参照カード 4枚、オートマカード 10枚※、オートマ参照カード 2枚(※カードサイズ63 x 88 mm 合計79枚)
宇宙へ飛び立つ働きバチ『エイピアリー』日本語版、8月29日発売
アークライトゲームズは8月29日、『エイピアリー(Apiary)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:C.ヴォーゲルマン、イラスト:K.モリヤ、1~5人用、14歳以上、60~90分、13200円(税込)。
ストーンマイアーゲームズ(アメリカ)から昨秋発売されたワーカープレイスメントゲーム。作者ヴォーゲルマンのデビュー作で、ゴールデンギーク賞でイノベーティブ、中量級、アートワーク&プレゼンテーションの3部門にノミネートされた。人類なき未来で、宇宙に行けるまで大幅な進歩を遂げたミツバチの陣営を繫栄に導く。
働きバチを使って惑星を探索し、資源を集め、技術を開発して、勝利ポイントとなる彫像を作る。働きバチは強さが変動し、数字が大きくなるほどより効果的なアクションができるようになるが、一定回数アクションを行うと冬眠していなくなってしまう。他の働きバチがいても、押し出してアクションを行えるのが特徴で、押し出された側にもメリットがあるため、どこでどのワーカーを押し出すかの駆け引きが生まれる。
ユニークな能力をもつ陣営は20用意されており、初期マップも変更できる。施設や研究カード、自分で作れるアクションなど、多彩なバリエーションでゲームごとに変わる戦略が楽しめる。
内容物:ルール説明書 1冊、ゲーム早見表 1枚、付録 1冊、プレイヤー早見表 5枚、ボード(両面仕様) 1枚、ハチの巣マット 5枚、ドックマット 5枚、フレーム 15枚、ワーカー 20個、女王船コマ 1個、農場タイル 40枚、彫刻タイル 30枚、徴募タイル 30枚、開発タイル 29枚、初期タイル 20枚、惑星タイル 15枚、ダンスタイル 5枚、種子カード 45枚、プレイヤートークン 15個、冬眠トークン 35個、繊維トークン 25個、花粉トークン 25個、水トークン 25個、探索トークン 20個、ろうトークン 15個、蜜トークン 12個、ダンストークン 9個、オートマカード 14枚、オートマルール説明書 1冊、オートマワーカートークン 1個、オートマドックマット 1枚(カードサイズ:57×87mm)