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『ヌースフィヨルド:BIG BOX』日本語版、8月上旬発売

Nusfjord Bigboxjホビージャパンは8月上旬、『ヌースフィヨルド:BIG BOX(Nusfjord: Big Box)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:U.ローゼンベルク、イラスト:P.ゼーダー、1~5人用、12歳以上、プレイ人数×20分、10560円(税込)。

ローゼンベルクのデザインで2017年に発売されたワーカープレイスメントゲームの決定版。基本セット同梱のニシン、サバ、タラデッキと、単体で発売されたカレイデッキ(2018年)とサケデッキ(2020年)、さらに今回新しくマスデッキとベセーケン(ノルウェー語で「来訪者」)デッキが加わる。

ヌースフィヨルドは北ノルウェー・ロフォーテン諸島にある漁村の名前で、漁業会社のオーナーとなって森林を伐採して建物を建設し、船を作って漁獲量を上げる。資金を調達できるが配当を魚で支払わなければいけない株券と、魚をご馳走するとさまざまな能力で助けてくれる長老、そしてデッキごとに能力や得点方法がバラエティに富んだ建物が特徴だ。

手番には労働者を12種類のアクションスペースに配置してアクションを行う。各プレイヤーが3人の労働者を配置してアクションを行ったらラウンド終了で、スタートプレイヤーを交替していって7ラウンド行い、建物・船・株券の得点から、空いている建設スペース・未発行の株券の失点を差し引いて合計点で勝敗を決める。

各デッキは44枚でゲームごとに1つしか使わないので、最低7ゲームは遊べる。ベセーケンデッキでは新しい要素として「ゲスト」が登場し、足りない建設コストや魚を補ってくれる。

内容物:アクションボード1枚、船・長老ボード1枚、建物ボード2枚、晩餐会ボード1枚、模倣タイル1枚、建物カード308枚、長老カード25枚、サマリーカード1枚、船タイル19枚、森林タイル27枚、手番順タイル15枚、スタートプレイヤーの船コマ1個、魚コマ100個、木材コマ50個、ゲストコマ32個、金貨(厚紙)36枚、金貨(木製)35枚、複数タイル9枚、港ボード5枚、長老会ボード5枚、いかだタイル4枚、個人ストックボード5枚、労働者コマ15個、株券タイル25枚、ルールブック 1冊

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(写真は2017年版)

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クニツィアの入札&陣取りゲーム『CONIC』7月30日発売

CONICコロコロ堂は7月30日、『CONIC』を発売する。ゲームデザイン:R.クニツィア、アートワーク:Korokorodou Creative Team、2~4人用、10歳以上、20~30分、3850円(税込)。

プロリグノ(ドイツ)から1992年に発売された『カテナ』をリメイク。アートワークだけでなく、ルール調整も施されている。クニツィアの得意とするオークション(封印入札)&エリアマジョリティ(陣取り)ゲーム。

ボードは4×4マスになっており、各列のマジョリティを争う。毎ラウンド円錐コマが置かれたマスで、各プレイヤーはディスクを1枚選んで一斉に公開し、一番大きい数字を出したプレイヤーがディスクを置き、次のマスを決める。ディスクは「0」以外使い捨てで、大きい数字をどこで出すかがポイントだ。

ハゲタカ方式ではなく、バッティングするとさらにディスクを使って決勝戦を行う。決勝戦で使ったコマも使い捨てなので、消耗戦は避けたいところ。でもここだけは譲れないマスもあって、クニツィアジレンマを存分に味わえるだろう。全てのマスが埋まったらゲーム終了で、各列で最も多くディスクを置いたプレイヤー(同数の場合は数字の合計)が得点(長い列ほど高得点)し、隣接ボーナスを加えて合計点を競う。

内容物:ボード 1枚、ディスク 55枚、円錐コマ 1個、スタンド 4枚

コロコロ堂:CONIC

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