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ドイツゲーム賞2014、投票始まる

ボードゲーム愛好者の投票で今年の一番人気を決めるドイツゲーム賞(Deutscher Spielepreis)の投票が、インターネット上で始まった。誰でも投票できる。7月31日まで。
対象となるのはエッセン国際ゲーム祭2013からニュルンベルク玩具見本市2014までの時期に発表された新作。下記のページを開き、面白いと思う順に5タイトルまで(全て埋めなくてもよい)、タイトル(原題)とメーカー名、さらにキッズゲームも1タイトルを記入する。
下の段には個人情報を全て記入しなければならない。Vorname(名前)、Nachname(名字)、Straße(町名と番地)、PLZ(市町村名)、Ort(都道府県名)、Land(国名=Japan)、Telefon(電話番号=+81の後に0を除く市外局番から)、E-Mail-Adresse(メールアドレス)、E-Mail wiederholen(同じメールアドレスを再入力) 。入力が終わったら「absenden」のボタンで送信する。
受け付けられると、入力されたメールアドレスに確認のメールが届くので、そこに指定されたURLをクリックして投票完了となる。クリックしないと無効になるので注意。
日本ではまだ一般発売されていない新作もあるので、締め切りまでたっぷり遊んでから投票してみよう。発表は9月にネット上にて、授賞式は10月のエッセン国際ゲーム祭にて行われる。
近年の受賞は『テラミスティカ』(2013)、『村の人生』(2012)、『世界の七不思議』(2011)、『フレスコ』(2010)、『ドミニオン』(2009)。ゲームをたくさん遊んでいるコアな愛好者が投票するだけに、遊びごたえのあるゲーマーズゲームが選ばれる傾向にある。
Deutscher Spiele Preis:Abstimmung

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『プラエトル』日本語版、6月発売

プラエトル日本語版テンデイズゲームズは6月、ローマ帝国を舞台にしたルーマニアの都市建設ゲーム『プラエトル(Praetor)』日本語版を発売する。2~5人用、12歳以上、75分。価格未定。
西暦122年のローマ帝国を舞台に、皇帝ハドリアヌスの命を受けた技術者となって都市の建設を行うボードゲーム。いわゆる「ワーカー」となる労働者駒を用いて、タイル配置による都市建設や、タイル発動によるリソースの獲得、特殊なアクションの実行などを行う。労働者は、ゲームが進むことで熟練(成長)していき、各アクションの効率がよくなっていくが、熟練した労働者は引退してしまう(労働者駒はサイコロで表されており、その目が熟練度を表す)。
都市の発展と労働者の成長、加えて労働者の士気も踏まえ、効果的に労働者駒を運用して、最も得点を獲得したプレイヤーが、この地方を統べる「法務官(プラエトル)」に選ばれる。
出版社はルーマニアの新興メーカー・NSKNゲームズ。2011年に発表した『戦士と商人(Warriors & Traders)』がスマッシュヒットとなり、注目が高まっている。昨年のエッセンでプロモーションしていたところに、テンデイズゲームズが参画。世界各国のメーカーから多くの打診があったため、多くの製造が見込まれることになり、日本語版が実現した。テンデイズゲームズの田中店長によると、NSKNゲームズ自身も、日本語版発売を当初より強く望んでいたという。
ゲームマーケット2014春で先行販売され、その後一般発売になる予定。ゲームマーケット会場では、特典としてプロモ拡張パックが用意される。
プラエトル日本語版(コンポーネント)